リフォームした家の借金の負担について
妻の実家をリフォームで数年前に建て替えた際に義兄が一括で支払って頂き義兄に返済をしていますが、現在は離婚の方向で話を進めています。養育費などの話もありますが、その家の借金について相談があります。契約者は私で残りの借金については共有財産として妻にも責任があるかとは思うのですが、その家は妻と子供が住み続け私は出ます。義母も同居です。土地の名義は義兄と義母、建物は私と妻とで半分ずつです。この状態では家の売却もできません。ただ、住まない家の借金も支払っていくのも金銭的にも厳しいです。私の名義の建物を妻に譲るなどで借金も可能であれば支払いをしないで済む方法などあるのでしょうか。
妻とはそれを含め話合いをしようとしても応じないため家庭裁判所に申し立てをしようと思っています。
財産分与ですね。
原則はローンも半分ずつですね。
相手が住むなら、家賃相当額の半分をあなたに対して負担する
必要がありますね。
そうすると、ローンの半分くらいになり、ローンは相手が負担する
ことになりますね。
また、マイナスは分与の対象にはならないという考えもありますが、
その場合でも、家賃相当額は、不当利得になるので、請求されて
いいでしょう。
ご回答有難うございます。
家庭裁判所に申し立てする場合についてですが、夫婦の意見が合わない場合は仲裁人が妥当な案を提示するような感じで、それで折り合いが付かないと裁判という形になるのでしょうか?
妻は借金の名義は私などで支払い義務は全てこちらにあるというような認識なのですが、無謀な要求に対しては公平に審査頂けるのか知りたい点です。
調停は何回もあるでしょう。
いろいろな考えが出るでしょう。
調停委員も考えるでしょう。
まとまる可能性があれば何回もやるでしょう。
不調になれば、訴えを起こすことになります。
そこから先は、裁判官の仕事になります。
裁判所で和解することも多いですね。
1点だけ、横から失礼いたします。
不動産(の持分)を財産分与した場合、(持分を)譲渡した側(=匿名希望さん)に税金(譲渡所得税)がかかる場合があります。
もし、弁護士に依頼せず、調停手続きを匿名希望さんご自身が行われる場合には、税金面は一度税理士さんに相談されておいた方が安心ではないかと思いました。
ありがとうございます。そういう譲渡所得税というものがかかる可能性があるのですね。
一度、紹介の弁護士さんに依頼しようと思いましたが、当然ながら初期費用と成功報酬にかかる費用をこの段階で決断できるだけの余裕がない状況です。(その分、慰謝料などが貰える訳でもありませんので)
家裁で結審がつかず裁判まで行くことになってから依頼する方がよいのかと思っています。あえてですが、この状況下で弁護士さんに依頼するメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
匿名希望さんが費用負担を超えるメリットを感じられるか?という点はさておき、一般的なところで考えてみますと、①弁護士が連絡窓口になるので煩わしさが減る、②手続きが進む中で必要となる主張書面や書証などの準備を一人でやらなくてすむ、③期日で調停委員にうまく伝えられない部分もカバーしてもらえる、④財産分与を求められた際に税務面も含めたところまで配慮してもらえる、などといった点があるかと思います。
また、お住まいの環境から、四面楚歌の立場になってらっしゃるのではないか?と思うので、心理的に心強く感じられるという部分もあるかもしれません。
仮に費用を超えるメリットを感じたとしても、初期費用(着手金や経費実費と呼ばれる部分です)の負担が現状やはり難しいという場合、ひとまず申立てはご自身でなさって(この部分だけ作成を手伝ってもらう依頼も考えられると思います)、一度期日に出てみて、ご自身での対応が難しい場合には、改めて依頼を検討する/逆に担当の調停委員の方も話をきちんと聞いてくれるし、自分で対応できそうだと思ったらそのままご自身で対応する、という方法も考えられます。
ご自身で対応していても、調停がまとまりそうになった段階で、念のため調停条項案を確認してもらうような依頼をするという選択肢も考えられるかなと思います。
費用面に加え、こうしたスポット的な相談・依頼が可能か、紹介を受けられた弁護士さんに相談されておいてもよいのではないかと思いました。
弁護士に依頼する利点について、とても納得できました。自分だけでは判断を誤ったりする可能性も大きくあるかもしれないですし、有利な方向に導いていただけますね。
近々、家庭裁判所に手続きの説明を聞きにいく予定なので教えてくれる限り聞いてみようと思っています。
ご教授頂いたような形で弁護士に依頼するのもいいかなと思いました。
おっしゃるとおり、最大限、匿名希望さんの利益をかなえる(or損なわない)方向で考えてくれるという点はございます。
ただ、まずは家裁で手続き等色々と教えてもらえますので、尋ねてみられてください。
有難うございます。
本日、家裁に行き申立書を頂いてきました。
手続きぐらいの説明でしたので申立書にはできるだけ具体的な内容を記載して進められるようにしたいと思います。
相手がまず応じてくれるかが気がかりですが、応じない場合は裁判を起こすしかないのでしょうか。
家裁によりますが、申立書以外にも事情を詳しく説明する別の書式(事情説明書などと呼ばれる)を提出するようになっているところもあるぐらいですので、是非、具体的に(時系列なども分かりやすいです)、今回の申立てに至った事情を記載されてみてください。
相手方が応じない場合(=呼出状が届いているのに出頭しない場合)には、あくまで調停ですので話合いが出来ず、調停は不成立となります。ですので、離婚を実現するためには、離婚訴訟をするという流れになります。
事情説明書もありましたので具体的に記載してみます。
実は年末も税務署からの通知で過去の妻の所得が申告より超過していたため、手続きが必要となり妻に源泉徴収票の提出を求めたのですが、それにすら応じない状況でした(国からの通知にすら応じない相手ということです)
念のため家を出る際に写メを撮っていたのでなんとか手続きはできましたが。
今こうして揉めてはいますが当初は妻から離婚という意思を示し公正証書を書いてもらうなどの要求がありましたが、いざ私が決断するとなかなか取り合わず、離婚も私が一方的にしようとしているように捉えており困っています。妻はパートのため子供もいますので客観的に早くして子供手当てを受給できるのにと思うのですが、元に戻る状況にない今、何を拒否しているのかが分かりません。逆に妻側から申し立てをしても不思議じゃないとも思っていますが、何かと天秤にかけて応じないのかなぁと。妻は日々感情を爆発させ私にはモラハラのようなこと、子供には怒りを抑えられないときはきつい言葉とともに死ねなどと発言したりと疲れきった状況で離婚を決断しました。そういうことでも理由としては大丈夫でしょうか。子供への発言は度々録音はしてはいます。
追記ですが、今回の相談になったリフォーム代の支払い要求もそうですが、子供にかけていたとはいえ、学資保険が満期になった場合は子供のものだからと全額渡してもらうなどの要求もあります。家の借金は払ってもらう、保険は全部もらうというような無茶苦茶な感じで辟易しています。
1つの出来事で夫婦関係が破綻したというよりも、書かれているような色んなことの積み重ねから離婚を考えるに至ったということだと思いますので、匿名希望さんが婚姻関係の継続は無理だと感じた主な理由はある程度細かく挙げていかないと調停委員さんも裁判官もそのような気持ちに至った過程や理由が理解しづらいと思います。
調停はともかく、裁判での離婚となると要件に該当する必要があります。今回であれば「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」(民法770条1項5号)ということだと思います。
そこで、調停の申立書の段階から「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」という大枠の中で、「対匿名希望さんへの言動」「対お子さんへの言動」「別居前後のいきさつ(無理な要望だと感じたことなども含む)」など、ある程度テーマごとに分けて具体的に記載されるとよいのではないかと思います。