盗撮の示談金について

夏に友人が盗撮で捕まりました。
先方は代理人をつけ慰謝料、弁護士費用含めて120万円を請求されています。
彼は弁護士に依頼はせず、先方弁護士と直接やりとりをしているようです。このまま相手の要求をのみ示談することと、こちらも弁護士を立ててやり取りをする場合のメリットデメリットをお聞きしたいです。当方弁護士費用と示談金と先方の請求額との比較、またこちらが弁護士を立てることで示談取り下げになるリスク等お聞きしたいです。

具体的な犯行態様が分からないのですが、一般的に言えば、1回の盗撮で、120万円は高すぎるように思われます。

判断に困るようであれば、ご自身で判断されないで、弁護士に相談されてみることをお勧めしたいと思います。

お近くの弁護士に相談されてみてはいかがでしょうか。

>このまま相手の要求をのみ示談することと、こちらも弁護士を立ててやり取りをする場合のメリットデメリットをお聞きしたいです。当方弁護士費用と示談金と先方の請求額との比較、またこちらが弁護士を立てることで示談取り下げになるリスク等お聞きしたいです。

1 金銭面について

まず、金銭的なところだけで言えば、具体的事情によるため断言はできませんが、一般的には一度盗撮したことで120万円の慰謝料というのは、裁判上認められない可能性が高いです。

そうすると、こちらも弁護士を立てて、一定の報酬を支払ったとしても、支払い総額が120万円より下がる可能性はあると思います。

2 示談取り下げのリスクについて

これは、相手方次第なので一概には言えません。ただ、相手方も弁護士がついている以上、裁判で請求しても120万円は難しい、という説明を受けていると思われます。

そうすると、ありうる可能性としては、大きく
・裁判で120万円は難しいから、減額しての示談に応じる
・気持ちとして納得いかないので、120万円に応じないなら、慰謝料は取れなくてもいいから示談せずに処罰されてほしい

という両方が考えられます。
どちらか正解があるわけではないので、被害者の心情によると思います。

3 刑事事件の関係について

盗撮で捕まったということですが、もし弁護士に依頼するなら、早めに入ってもらって、示談書の内容を相談したり、示談できた後は速やかに捜査機関に連絡したり、示談書を提出してもらいましょう。