守秘義務を負っていると思われる、アニメ副監督が、SNSでネタバレをしているが、罪には当たらないのか?

法律相談なのかわかりませんが、気になってしまったので相談させていただきます。
私は、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメが好きな20代です。
現在「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」という、昔公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」という映画のリメイクが劇場公開・TV放送が行われており視聴しています。
私は、このアニメの他の方の感想や考えが見たくて、Twitterでハッシュタグ「#yamato2202」を調べ楽しんだりしています。
しかし、このアニメの副監督である小林誠という方のTwitterアカウントからや、一般アカウントの方との会話の中で、以下のようなことが行われています。
その内容は、公式ホームページ・公式Twitterアカウントよりも先に「一般のアカウント」である小林誠さんが、「劇場公開前のお話の内容を喋ってしまう、つまりネタバレをしてしまう」というとても残念なことが起こってしまっております。また発表前にもかかわらずBlu-rayのスリーブの画像を公式発表を待たずにツイートする場合もありました。
これについては製作委員会から一切言及されておらず、一般のアカウントからも問題視されております。中には私が考える「ネタバレ」という一番重要な問題からかけ離れて、小林誠さんの人格を否定したり、話が違う方向へ飛躍していることもあります。
私は、この作品が楽しみで見てはいるのですが、他の方の感想を読んだりしたいのに小林誠さんの「この模様はダメだ」「この戦闘シーンは単調すぎる」などの文句が多く純粋に楽しむことができないです。
このようなネタバレ問題に対して、小林誠さん自身はTwitterで、本人がネタバレをしている認識が甘いのか、自分に否定なコメントをしてるアカウントをブロックして自分に都合の良いツイートしか見ないようにもしているようです。

話が逸れてしまいまた、長くなりましたが、
私はネタバレをしてしまう=情報漏洩をしていると認識しているのですが、この情報漏洩をするということは何か罪に当てはまりませんか?個人情報を流出してはいませんが、公開前の情報を流してしまうことにより、劇場で見る人やBlu-rayを買う人が減ったりして製作委員会に対する損害が多少なりとも発生してしまうと思うのですがどうなのでしょうか?
もし罪に当てはまる可能性があるのであれば、小林誠さんは自分から責任を持って副監督を辞めて、製作委員会となりよりもファンの方々に一刻も早く謝罪すべきだと考えます。

自分の大好きなアニメである宇宙戦艦ヤマトが、今後も多くの方に楽しんでもらいたいという気持ちで質問させていただきました。
素人相談で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

罪にはならないと思われます。

該当する罪は背任罪(刑法247条)くらいと思われますが、本件の場合は、ネタバレの行為と、損害との間の因果関係が相当程度認められないと、刑事裁判とはなりません。

法律の問題としては、製作委員会と副監督との間での契約を守っているのか否かという民事責任の問題となります。