加害者ですが相手の修理代の金額の相談お願い致します。

Question

先日、経済的に余裕が無くなり任意保険が切れてしまっていて、無保険で追突事故を起こしました。相手の方はディーラーに勤めている女性で、車の修理代はディーラーで直したいとの事でしたので見積もりを出してもらうと、50万円の見積もりが出ました。相手の車は2007年度初登録の車で13年前の車になります。修理代の金額にビックリしてディーラーに伺うと店長が出てきて、相手の方は50万円の車両保険に入っているから、保険でも認められている50万円の価値が有るから50万円の修理代を払うべきだと言われました。当然、無保険で事故を起こして修理代金を払うのは承知しているのですが、車両保険は、保険料をアップさせると車両保険の金額が時価額よりも高くなるし時価額からすると13年前の車になるので、新車の金額から算出した10％だと調べたのですが、50万円修理代金を支払わないと駄目なのでしょうか？

依田 敏泰 弁護士 · Accepted Answer

相手の車の車種にもよるのではないかと思います。
２００７年度登録の相手の車が、もし事故に遭わずに売りに出したとき、どの程度で売れるかを考え、もしそれが５０万円未満になるようでしたら、いくら５０万円の範囲内で保険に入っていようと何であろうと、売れることの見込まれる金額以上の支払をする必要はありません。
なぜなら、車が徹底に壊れてしまって廃車にするしかない場合、つまり全損になった場合にも５０万円未満のその当時の車の時価しか補償を受けられないのにもかかわらず、それより軽微な被害を与えたに過ぎない場合の方が、高い修理代の支払をさせられるというのは、甚だ不均衡だからです。
ちなみにそれが新車の１０パーセントであるかどうかは分かりません。車種によって違うと思います。