ルームシェアを突然解消された場合の家賃の回収について
簡潔に言うと内容は、
ルームシェアをしていた人からの家賃の回収をしたい。
です。
2017年9月～2019年8月という契約で、3人でルームシェアをしていました。期間は2年で、3人で住むために部屋を決めたので、その期間はルームシェアは解約しない。という内容で住み始めました。
ただし、その一人が、2018年4月に、何の相談もなく突然家を出ることを決めて、出ていきました。
その際に、本人と直接「理由はルームシェアの人間にもんだがあるこではないが、突然出ていくことになるため、次の人間が決まるまで、家賃は毎月月末に支払う。（光熱費は支払わなくても良い）」という話をし、折り合いをつけて出ていきました。
5月末の支払いは行われましたが、「お金がない。」と6月末の支払いから行われておりません。本人に連絡はつきますが、会って書面での約束を交わすことが出来ておりません。「支払う気があるのか、ないのか？」という質問に対しても、連絡がなく、明言を向こうが行わないため、当方は当初の約束通り支払ってもらうもの。と認識しております。
会いたいとお伝えをしたところ、「第三者を交えたい」「弁護士の方に代わりにあってもらうため、向こうの連絡待ち」など言っていることも支離滅裂で、話になりません。
相手方の現状はいまいちわかりませんが、SNSなどでは新幹線を使用してお盆の時期に滋賀県まで帰省をしていたり、ということで、「お金がない」と回答するような内容には感じられません。
また初期費用についても、当方がすべて支払っており、それを最終的に三分割するという予定でしたが、そちらの支払いもなされぬままです。
もうすでに住んではいませんが、当初の「約束」を全て破っているのは相手方であり、こちらに不備はないように思いますので、次の入居者が決まるまでの家賃の充当を行いたいです。
現在未入金の金額は、
6月末：41,675円
7月末：41,675円
初期費用：30,070円
合計：113,420円
となっております。
もし、入居者が見つからない場合の総額ですが
2018年8月末～7月末支払い予定の家賃：
41,675×12か月分＝500,100円
となり、
現在未入金のものと併せまして、
合計：613,520円
です。
懸念事項としては
・書面での約束を出来ていない
・LINEでのやり取りやSMSでのやり取りのみしか残っていない
・退去後の家賃を支払うという内容が、明確にはなっていない（言葉のニュアンスでは分かるレベル）
です。
この場合、法的な拘束力はないと思いますが、
向こうからの支払いをさせ続けることは可能ですか？
可能だと思いますね。合意にもとずくほか、
債務不履行にもとずく損害賠償請求にもなりますね。
引き続き請求されたほうがいいでしょう。
こんにちは。
最終的に裁判手続まで念頭に置かれているのでしたら、ラインでのやり取りの中身によるのではないかと思います。
まずは、内容証明を送ってみて、相手の出方次第で、その後の対応を考えるべき事案と思います。
ラインなどのやり取りが案外有効な証拠になる可能性もありますので、一度面談で弁護士に相談なさると良いと思います。