警察の取り調べ後1年以上連絡がない理由は?

3年ほど前に前勤務先で1000万円の業務上黄龍を疑われました。
横領はしていないのですが、昨年2月に警察から1回目の取り調べを受けて、嫌疑にかけていると言われました。
取り調べでは否定をして、取り調べの最後に近々2回目の呼び出しをしますと言われました。
ただ、その後現在まで全く連絡がありません。
1回目の取り調べから1年8ヶ月ほど経過しているのですが、なにか理由があるのでしょうか?

結論から申し上げますと、質問者様への取調べ以外の捜査を行っているか、捜査が事実上ストップしているかのどちらかだと思われます。

(理由)
1 検察官送致と起訴・不起訴の判断時期
警察官が犯罪の捜査をした場合、速やかに書類(調書等)と証拠物を検察官に送る義務を負っています。ですので、質問者様の事件については既に資料が担当検察官の手元に送られている可能性が高いです。
検察官は送られてきた資料を基に追加の捜査を警察に指示したり独自に捜査を行ったりして、最終的に被疑者を起訴するのか・不起訴にするのかを決めます。ただし、起訴・不起訴の決定の期限は法律上決まっていません。
2 身柄事件と在宅事件の関係
検察官は複数の事件を担当していますので、時間的制約のある身柄事件(逮捕・勾留が行われる事件)を優先して処理することがあります。ですので、そうではない在宅事件については捜査が後回しにされる可能性があります。
3 対応策
個人で警察や検察庁に送致の有無や捜査状況を問い合わせることはできません(回答を拒否されます)が、弁護士であれば弁護士会照会制度を利用して送致時期や担当検察官を確認したり、担当検察官に不起訴処分を行うよう意見を出すことができます。ご検討ください。

ご回答ありがとうございます。
1回目の取り調べでは調書の作成など全くありませんでした。
これについてはなにか考えられることはございますでしょうか?

取調べを実施したら必ず調書を作成しなければならないという制限はありませんので、1回目の取調べではひとまず被疑者の言い分を聞き、捜査を進めた上で2回目以降の取調べで調書を作成する(=供述を証拠化する)するという可能性もあります。