夫から長年の暴言・暴力を受け、子ども2人と安全に別居・離婚し、親権を得るためにすべきこと知りたい

夫との離婚を考えています。子ども2人(6歳、2歳)を連れて別居し、将来的に離婚したいのですが、夫が逆上したり、報復したりすることが怖く、どのように進めればよいか悩んでいます。

【1.夫の暴言・暴力について】

夫からは結婚前から私を卑下するような言動がありました。

結婚後も、夫婦喧嘩の後に夫が飲酒して泥酔して帰宅し、「ボケ」「死ね」などの暴言を吐いたり、物を投げたりすることがありました。夫が投げたグラスが割れ、その破片を片付けろと言われ、一晩中、掃除機で頭を殴られたこともあります。

また、家で口論になると、物を投げる、噛みつく、蹴る、頭を踏みつけるといった暴力を受けることがあります。夫は、こうしたこともすべて私が悪いという認識です。

一度、夜中に泥酔して帰宅した夫が大声で暴言を吐き、隣人が警察に通報して警察官が自宅に来たことがあります。その後、児童相談所や女性相談の担当者からも訪問を受けました。

【2.現在の生活状況】

夫は公務員で、年収は約650万円です。私は2026年4月に転職し、夫と別の職員として働いており、年収は約400万円です。夫は8月から、職場が遠くなったことを理由に休職しています。

家事はほとんど私が担っていますが、夫は自分の気に入らないやり方だと指摘し、やり方を変えると今度は別のやり方にするべきだと言うなど、何をしても批判されることがあります。自分が家事をすると「俺が全部やらなければならない」と責められます。

育児については、保育園の朝の送りは私、帰りは夫が担当する予定でしたが、夫は職場が遠くなったことで負担を感じ、休職しました。お風呂は機嫌がよいときに入れてくれますが、おむつ替えなどはほぼ私が担当しています。

私も4月からフルタイム勤務となり、心身ともに疲弊しています。土日のどちらかは体が動かないほど疲れることがありますが、そのことについても夫から「何もしない母親」という趣旨で責められます。

夫は子どもにとって良い父親という面もありますが、私を否定するような言葉を子どもに向けることもあり、子どもへの影響も心配しています。

【3.相談したいこと】

① 安全な別居と離婚の進め方
夫が逆上することを恐れています。子どもを連れて別居する場合、事前にどのような準備が必要でしょうか。安全確保のため、夫に知らせる前に弁護士や支援機関に相談して進めることは可能でしょうか。

② 証拠と慰謝料について
過去の暴言・暴力について、録音や日記などの証拠が十分にありません。警察の訪問歴や児童相談所などの訪問記録は証拠になりますか。今からどのような証拠を集めればよいでしょうか。また、慰謝料を請求できる可能性と金額の目安を知りたいです。

③ 親権・監護について
子ども2人の親権を取得し、一緒に暮らすことは可能でしょうか。私が主に家事・育児を担ってきたことや、正規職員として働いていることは、どのように考慮されますか。

④ 婚姻費用・養育費について
夫の年収は約700万円、私の年収は約400万円です。夫は現在休職中ですが、婚姻費用や離婚後の養育費はどの程度になると考えられますか。夫の休職が金額に影響する場合、どのように算定されるのでしょうか。

⑤ 離婚に向けて今からすべきこと
できるだけ不利にならず、子どもたちと安心して暮らせる生活を確保したいです。別居前にしておくべき準備、避けるべき行動、弁護士に依頼する適切なタイミングについて、具体的に教えていただきたいです。

実家には頼ることが難しく、仕事を続けながら子ども2人を育てていく必要があります。夫との関係を改善することよりも、まずは安全に別居し、子どもたちとの生活を守りたいと考えています。よろしくお願いいたします。

ご回答させていただきます。

①安全な別居と離婚の進め方について
事前に相手方に内緒で弁護士や関係各所と調整のうえで別居を進めていくべきだと思います。
別居後の実力行使による訪問や子どもの強制的な連れ去りなどを防ぐために、保育園や役所、弁護士との連携によって最善の策を検討して、それを実行していくことが安全な別居に繋がります。
ご実家を頼ることが難しいということであれば別居後の住宅の確保も必要になってきますので、その段階から弁護士や関係各所に相談しながら進めていくべきでしょう。

②証拠と慰謝料について
警察の訪問歴や児童相談所などの訪問記録も証拠の1つにはなります。あとは暴行を受けた際の記録や写真があればいいのですが、いまある証拠から何とかしていくしかないでしょう。
慰謝料額についての目安ですが、具体的な事情によって上下しますが数十万円~100万円程度の範囲に収まることが多いです。
別居までの間ですが、なにか暴力等があった場合にはその日時と具体的な内容をメモに残していただくのと、暴行による怪我などがあればそれを写真に撮ってもらうのがいいです。録音・録画等が一番強い証拠にはなりますが、なかなか難しいかもしれません。
このあたりも事前に弁護士に相談されるといいと思います。

③ 親権・監護について
お子様の年齢や記載いただいた事情からしますと、親権についてはご質問者様が取得できる可能性が高いだろうと思います。

④ 婚姻費用・養育費について
休職中であり収入がないということになれば、休職期間中は婚姻費用・養育費が0円になる可能性はあります。
ただ、復職すれば復職後の年収で計算された婚姻費用・養育費を請求できます。
このあたりも弁護士に相談される際に詳しくご確認いただくといいと思います。

⑤ 離婚に向けて今からすべきこと
面談で詳しい事情をお聞きしながらでないと的確なアドバイスをすることは難しいかもしれません。
弁護士に相談するタイミングは今だろうと思いますので、お子様との生活の安全を守るためにも早めのご相談をお勧めいたします。