毎日同じドメインから10数件同じURL付きのメールが届きます。特定し訴える事はできますか?
毎日同じドメインから10数件同じURL付きのメールが届き困っています。
特定し訴える事はできますか?
電子メールによる中傷については、通常、SNSや掲示板で利用される発信者情報開示請求を利用することはできません。同法は、不特定の者が閲覧できる通信を対象としており、宛先を指定して送るメールは、複数人への一斉送信であっても、原則として対象外だからです。
送信者を特定するためには、まず、本文だけでなく、完全なメールヘッダや.eml形式のメールデータ、受信日時・件数が分かる記録を保存してください。ただし、ウェブメールでは、ヘッダから接続元IPアドレスが判明しない場合もあります。
メールに脅迫、危害予告、執拗な嫌がらせ等が含まれていれば、脅迫罪、業務妨害罪、ストーカー規制法違反等が成立する可能性があります。警察が事件性を認めれば、メール事業者等への照会や捜査によって送信者を特定できる場合があります。弁護士会照会も検討できますが、通信の秘密等を理由に回答を拒否されることがあり、確実な方法ではありません。