5チャンネルの匿名同士の罵り合いでの開示請求について

5チャンネルのあるスレッドで荒らし行為をしている者がいて、頭にきて「基地外」と3回コメントしてしまいました。
荒らし行為を行っていた相手も「無能」、「底辺」などの言葉を使って罵りあっていました。

相手がその後、「開示請求します。本当にします。ログも取りました。年末楽しみにしていてください。」とコメントがあり、少し怖くなっています。
私も相手も匿名同士です。どこの誰だか全くわかりません。
そのスレッド自体は既に削除されており、過去ログにもありません。そのためスレッドのURLにアクセスしようとすると、削除済みと出て全体を見ることができません。

5チャンネルのような匿名同士の掲示板てのレスバトルでも開示請求が通る可能性はあるのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答よろしくお願い致します。

今回の「基地外」という書き込みについては、発信者情報開示請求が認められる可能性は、それほど高くないと考えられます。

まず、匿名掲示板上で匿名同士がやり取りしていたのであれば、書き込みの対象が現実の特定の人物であると認識できるか(同定可能性)が問題となります。

また、「基地外」という表現は侮辱的な表現ではありますが、直ちに開示が認められるわけではありません。特に、相手からも「無能」「底辺」などの発言があり、互いに罵り合ういわゆる「レスバトル」の中での発言であれば、やり取り全体の文脈を踏まえて権利侵害の明白性が判断されることになります。

もっとも、スレッドが削除されていても、運営側に通信ログ等が残っていれば手続ができる場合がありますので、「削除済みだから開示請求はできない」とまでは言い切れません。

したがって、現時点で過度に心配する必要はないと思われますが、万一、プロバイダから発信者情報開示に関する意見照会書などが届いた場合には、安易に同意せず、書き込みや前後のやり取りを確認した上で対応することをお勧めします。

5チャンネルのような匿名同士の掲示板てのレスバトルでも開示請求が通る可能性はあるのでしょうか?

→一般論として「基地外」は比較的開示しやすい表現ではありますが、相手方が匿名一般人であれば、名誉感情侵害となるための重要な要素である対象者性(≒同定可能性)が欠けるという理由から、開示が認められない可能性は高くないでしょう。
ただ、プロバイダから意見照会書が届いた場合、5チャンネルを相手方又は債務者とする決定が出ているということとなりますから、北里先生ご指摘のとおり、弁護士にご相談いただくのが良いかと存じます。

お二方、ご回答ありがとうございます。

稲葉弁護士に伺います。
相手が匿名の場合、同定可能性が欠けて、開示が認められない可能性が高いという解釈でよろしいのでしょうか?

相手が匿名の場合、同定可能性が欠けて、開示が認められない可能性が高いという解釈でよろしいのでしょうか?
→記事の対象者が匿名一般人であれば、名誉感情侵害となるための重要な要素である対象者性(≒同定可能性)が欠けるという理由から、開示が認められない可能性は高くないでしょう。

誤記がございましたので、以下のとおり訂正いたします。

相手が匿名の場合、同定可能性が欠けて、開示が認められない可能性が高いという解釈でよろしいのでしょうか?
→記事の対象者が匿名一般人であれば、名誉感情侵害となるための重要な要素である対象者性(≒同定可能性)が欠けるという理由から、開示が認められる可能性は高くないでしょう。