パワハラ・セクハラ・未払い給与・インセンティブについて相談
現在勤務している会社で、代表から継続的なパワハラ・セクハラ・退職勧奨のような対応を受けており、今後どのように対応すべきか相談したいです。
主な内容は以下のとおりです。
・日常的に「やる気がない」「能力がない」「何をしているかわからない」「会社のためになっていない」など人格を否定する発言を受けました。
・改善点を確認しても具体的な指示はなく、感情的な叱責や過去の出来事を何度も蒸し返される状況が続きました。
・4月には抱きしめられる行為が複数回あり、6月には頬を複数回強くつねられるなどの身体接触がありました。
・休日や夜間にも業務LINE・電話が繰り返され、休日にも数時間にわたり業務対応を求められました。
・急な資料作成など、対応が難しい指示を受け、既に内見予定があることを伝えても「報告義務違反」と指摘されました。
・代表から依頼されてインセンティブ規約を作成し、LINEで「いいね」「助かる」と承認を受けましたが、その後「印鑑がないから無効」と言われ、インセンティブの支払いを拒否されています。
・また、給与についても契約どおりに支払われておらず、手渡し予定だった約8万円も現在未払いです。
・最近は「仕事を続けるのは難しい」「他で働いた方がいい」など退職を促すような発言を受けていますが、正式な解雇通知や書面は受け取っていません。
現在、LINEのやり取り、録音データ、業務メモ、インセンティブ規約、給与関係資料などの証拠は保存しています。
相談したい内容は、
① インセンティブを請求できる可能性があるか
② 未払い給与(約8万円)を請求できるか
③ 休日・時間外対応が労働時間として認められるか
④ パワハラ・セクハラとして法的対応が可能か
⑤ 今後、退職勧奨や解雇された場合にどのような対応を取るべきか
以上についてご相談したいです。よろしくお願いいたします。
ご相談の件について、以下のとおり回答させていただきます。
ご参考になれば幸いです。
①インセンティブに関しては、ご相談者様と会社との間で合意ができているかどうかによります。規約上そのような合意が確認できれば請求できる可能性はあると考えます。
なお、合意は口頭でも成立しますが、裁判等で争点となった場合には録音等の証拠がない限り立証が困難となり、請求が認められない可能性がございます。
②未払給与に関しては労務を提供しているのにもかかわらず支払われていない場合は、契約違反となりますので請求可能かと存じます。
③休日・時間外労働については、休日・時間外労働があったことを示す証拠があるかまずは確認する必要があるかと存じます。
④パワハラ・セクハラに関しては、具体的な言動の内容によって判断が分かれますので、録音データやLINEでのやり取り等を確認する必要があるかと存じます。
⑤退職勧奨については退職する意思がないのであればきっぱりと断ればよく、解雇については不当な解雇である場合には解雇無効を争うなどの対応が考えられます。
回答としては以上になりますが、まずは、資料一式をご持参いただき最寄りの法律事務所にご相談するか、労働基準監督署に相談する等の対応をしていただくことが望ましいと考えます。