パワハラ慰謝料と未払い残業代の請求について

福祉関係の小規模事業所に正職員募集の広告を見て、半年間勤務していました。(なお、採用通知後、契約時は研修期間として半年間有期雇用と説明を受けました。)

慢性的な人員不足から業務過多となり、業務改善を申し出たところ、上司や同僚から集団で執拗に叱責され、職場で孤立させられる等のハラスメントを受けました。
今月中旬に心身の限界を迎え、心療内科で適応障害と診断され、現在は休職・雇い止めの身です。

ハラスメントの音声録音はありませんが、
リアルタイムに記載した私個人の日記と、他人が他人の打刻を手動で行っていた形跡を示す勤怠システムのスクリーンショット(残業隠蔽の証拠)があります。

また在籍時、上司の口頭指示で会社のホームページ作成業務を、副業としてではなく行っていました。会社からサーバーの提供がなかったため、私個人名義で契約したサーバーで作業し、手元には会社からの修正依頼書が残っています。
上司からは「完成するまで(給与等は)支払わない」と言われていましたが、ホームページ業務に関する契約書はありません。

そこで、先生方にお伺いしたいのですが、、

1. 音声録音がなくても、日記や半年間分の勤怠不正のスクショ等があれば、パワハラによる慰謝料請求や、適応障害の労災申請は現実的に可能でしょうか。。

2. 会社側から「残業なし」を強要されていましたが、上記スクショや日記を元に、未払い時間外労働手当(残業代)を請求することは可能でしょうか。

3. 個人サーバーで作成していたホームページのデータについて、未払いのまま雇い止めされた状態ですが、会社に対してデータの引き継ぎやサーバー譲渡を行う法的な義務はありますでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、法的な見地からのアドバイスをいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。。

音声録音がなくとも日記やスクショ等の証拠を積み重ねることで、パワハラによる慰謝料請求や適応障害の労災申請、未払い残業代の請求を行うことは現実的に可能です。パワハラや長時間労働が原因で精神障害を発症した場合、使用者の安全配慮義務違反に基づく損害賠償が認められる可能性もあります。ただし、個別の事案における証拠の信用性や心理的負荷の強度の判断は、事実関係を総合的に考慮して行われます。
引継ぎについては、雇用関係が終了していますので、原則として命令に応じる義務はありません。もっとも、ここも従前の経緯にはよりますので、一概に引継ぎをしないでよいということは断言できません。

お忙しい中、丁寧かつ具体的なご回答をいただき、誠にありがとうございます。
先生から「保有している証拠を積み重ねることでパワハラによる慰謝料請求や適応障害の労災申請、未払い残業代の請求を行うこと」や、引き継ぎ義務の原則的な見通しを伺うことができ、大変心強く、少し安心いたしました。
一方で、証拠を集めることに対して精神的な負担も大きいので、現実的にどこまで対応できるかも考えた上で、今後について考えたいと思いました。