養育費の増額と元夫からのモラハラをやめさせたいです。

離婚したのは平成26年で現在高校生の娘2人(高3、高2)を引き取っています。離婚時に公正証書などは作っていませんが、数回の未払いを除けば養育費はほぼ毎月支払われています。養育費は二人分で月4万円。元夫は金融機関勤務で40代前半、年収はおそらく600万~800万程度になっていると思われます。役職についていればさらに上がっている可能性もあります。こちらはパートの掛け持ちで昨年の年収は216万円でした。
元夫は離婚当時から関係のあったと思われる職場の同僚と再婚しており、共働きで子どもが2人ありです。二世帯住宅を建てて両親と同居しているようです。

質問①増額が可能な場合の養育費の相場と過去に遡って請求できるのかどうかを知りたいです。

質問②子どもは2人とも定時制に通っているが、全日制か定時制かが養育費の算定に関係あるものなのか。また、娘がPTA会費や教材費などは養育費から支払うのはおかしいと言うような趣旨のことを元夫から言われて来たようなのですが、その認識で合っているのでしょうか。

質問③元夫は離婚当初から児童扶養手当があるから養育費はこれ以上支払わないと言っていたが、養育費の算定に公的扶助も入るものなのでしょうか。

質問④子ども2人は専門学校への進学を希望しているが、離婚後の生活はカツカツで貯金はほぼできていません。進学に関わる相応の費用負担を元夫に求められるのでしょうか。

質問⑤もともとモラハラ気味で離婚後も執拗にこちらを攻めるような態度です。娘が遊びに行った時には勉強しないことを理由にモノサシで叩かれるといった事もあったようです。また、こちらの生活ぶりを必要以上に聞き出そうとし、答えないと娘に対して恫喝のような口調もあるようで、そういった行動を控えてもらうように取り決めは可能でしょうか。

ご質問に回答いたします。

質問①
養育費の増額が可能になる可能性がありますが、遡って増額分を求めることは困難ですので、速やかに家庭裁判所に養育費増額調停を申し立てることをお勧めいたします。
具体的な養育費は、ご自身の年収を216万円、相手の年収を700万円と仮定した場合は、11万円ほどになるかと思います。
もっとも、相手は結婚して子どもが2人居るとのことですので、その事情は、試算した養育費が減額になる要因になります。
減額がどの程度になるかは、再婚相手が働いているかや、働いている場合の収入、相手の子どもの年齢によります。

質問②
定時制か全日制かで違いはありません。
教材費等について、相手の言っていることの趣旨が不明ですが、最終的には、支払われた養育費の使い道は、親権者であるご自身が決めていいですよ。
ご記載のように、そもそも、4万円の養育費では足りないでしょうから、
4万円はお子さまの食費等に使い、教材費等はご自身の収入から捻出しているという説明も可能かと思います。

質問③
少なくとも児童手当は養育費の算定において考慮されませんので、ご安心ください。

質問④
学費等の金額が算定表で考慮されている金額を超える場合は、
その一部を相手に求めることが可能です。

質問⑤
面会交流の内容や面会交流中に求めることについて、改めて取り決めをした方がいいかもしれません。
取り決めのためには、まずは、相手と話し合いをすることが考えられますが、
困難な場合は、家庭裁判所に面会交流の調停を申し立てることも考えられます。
(もっとも、お子さまはお二人とも高校生ですので、父親と会うか否かを含めて、
お子さまと父親で解決すべき問題であるという面もあるかと思います。)

ご質問に対する回答は以上ですが、可能であれば、ご依頼になるかは別にして、お近くの弁護士に直接相談されて、今後の対応についてアドバイスを求めることをおすすめいたします。
ご参考にしていただけますと幸いです。