離婚を検討中、不倫による慰謝料請求の可能性と対策

離婚を検討しています。
離婚の直接的な原因は妻の不倫です。1年ほど前の不倫相手には直接会うことができ、不貞行為があったことも双方認めています。
家族構成ですが、
私(夫) 勤務医 年収2500万円
妻 パート事務 年収100万円
結婚10年になります。
子どもは14歳以下が2人です。下の子には先天性の障害があり現在療育に通所しています。将来的には施設入所、後継人の確保など必要になると考えています。
不倫が原因で離婚に至った場合、不倫相手にも慰謝料の請求を行う予定です。不倫相手は妻より15歳ほど年上の妻子ある教育者(校長)です。不倫期間は短期間でしたが、非常に高頻度(20回以上/月)に接触しており、子どもの精神にも影響を与えていました(子どもが発熱していても出かける、深夜まで帰宅しない、寂しいと訴えても「仕事だから」と対応しない、など)。
妻は数年前から離婚を求めてきていました。理由は様々あるようですが、子育てのストレスや私との性格の不一致が主因のようです。私側に不貞行為やギャンブル、DV、飲酒、喫煙など一切ありません。
6年前にも元交際相手と不倫に至ったことを本人は認めています。前回の不倫を理由に離婚を提案していましたが、妻から離婚したくないと拒否されました。「もう二度としない。」「もしまた同じようなことをしたら諦めて離婚する。」「私に愛情を待てないのは仕方ない。子育てのパートナーとしてでもやっていけないか。」として、夫婦関係の継続を希望されました。離婚することによる子どもへの影響を考慮し、少し考えさせてほしいと返答しました。その話し合いより2ヶ月ほど経過してから現在に至るまで、妻はマッチングアプリを経由して複数名の男性(上述の男性とは別の方です)と連絡を取り合い、家族に嘘をついて会いに行き、親密な関係を築いています。数名の方とは性行為も行っているようです。最近ではますます帰宅が遅くなり、子どもも不信感を感じているようで私に相談してきます。
この状況で妻との関係を修復し夫婦としてやり直せるとは思えず、改めまして離婚を申し出ようと考えています。
妻および不倫相手には慰謝料請求を行う予定です。1年前の不倫(校長)については、身元が判明していること、不倫相手の配偶者の方にも連絡が取れること、不倫相手本人が不倫を認める音声(了承を得て録音)やLINEのデータを押さえていることから立証は難しくないのかなと素人ながらに考えています。しかし、それ以降の不倫となると、直接の証拠を押さえられていない(相手が複数いるものの突然関係を絶ってしまったりするので、探偵への依頼も躊躇しています)ため、妻が離婚や慰謝料支払いを拒否した場合にどこまで影響するのか…と考えています。

お伺いしたいのは、
・この状況で妻が離婚を拒んだ場合、1年前の不倫を理由に離婚は可能なのか?
・離婚が成立するとして、妻や不倫相手には慰謝料の請求は可能か?妥当な金額はどの程度か?
・現在の不倫相手(複数)について、探偵に依頼するなどして、もう少し調べるべきか?(具体的に必要な証拠は?)

長文になり恐縮ですが、御教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

・この状況で妻が離婚を拒んだ場合、1年前の不倫を理由に離婚は可能なのか?
→不貞行為を理由に離婚は基本的には可能かと存じます。

・離婚が成立するとして、妻や不倫相手には慰謝料の請求は可能か?妥当な金額はどの程度か?
→妻や不倫相手に慰謝料の請求は可能ですが、金額は事実関係や証拠関係にもよるなので、要相談になります。

・現在の不倫相手(複数)について、探偵に依頼するなどして、もう少し調べるべきか?(具体的に必要な証拠は?)
→複数人の不倫相手を調査までして請求するメリットがどこまであるかを考えなければなりません。

金銭的には財産分与等の問題も大きいため、早めに弁護士に相談された方が宜しいかと存じます。

離婚自体は、過去の不貞行為を原因として改善が見られないため離婚という形は可能かと思われます。また、慰謝料請求も可能でしょう。金額についてはケースバイケースですが、150〜300万円程度が多いかと思われます。

追加の不貞の分については、証拠を集めれば、慰謝料請求は別個に可能かと思われますが、単純に二倍となるわけではないため、どこまでの効果が期待できるかを検討する必要があるでしょう。

親権や養育費の問題、財産分与の問題もあるため、早めに弁護士に相談されると良いでしょう。

ご事情からすると、妻側が離婚を拒否したとしても、離婚自体は比較的認められやすい事案と思われます。不貞行為は法定離婚事由とされており、1年前の不貞についても、相手方本人の認否、録音、LINE等の証拠があるとのことですので、離婚原因として十分に主張立証の対象となり得ます。さらに、6年前にも不貞があり、その後もマッチングアプリを通じて複数男性と親密交際を続けているとのことであれば、単発ではなく継続的に婚姻関係を損なってきた事情として評価されやすいです。慰謝料についても、妻と不貞相手に対する請求自体は可能であり、一般に離婚に至る場合の不貞慰謝料は150万~300万円程度が一つの目安とされますが、婚姻期間、未成熟子の有無、不貞の頻度や悪質性などにより上下します。現在の不貞相手らについては、離婚そのものだけでなく慰謝料額にも影響し得るため、妻側が争う可能性を見据えると、追加調査を検討する意味はあります。特に、ホテル出入り、継続的接触、肉体関係を推認させるやり取り等の客観的証拠があると有利です。加えて、お子様がまだ幼く、下のお子様に療育上の配慮も必要とのことですので、親権、監護、養育費、将来の支援費用まで含め、一体として戦略を立てることが重要でしょう。

・この状況で妻が離婚を拒んだ場合、1年前の不倫を理由に離婚は可能なのか?
・・・離婚手続きとしては協議・調停を経なければいけないことになりますが(調停前置主義)不貞行為の証拠があるにもかかわらず離婚拒否という対応であれば 離婚訴訟に切り替えれば離婚は認められます。

・離婚が成立するとして、妻や不倫相手には慰謝料の請求は可能か?妥当な金額はどの程度か?
・・・離婚が成立するか否かにかかわらず 妻と相手の男性に不貞行為自体による慰謝料請求は可能です。2人合わせて 200~300万円程度というのが相場です。

・現在の不倫相手(複数)について、探偵に依頼するなどして、もう少し調べるべきか?(具体的に必要な証拠は?)
・・・不貞行為の証拠収集に結構な費用をかけてから弁護士に相談にお越しになる方がけっこうおられます。あなたにとって 妻の行動は許せないとの感情から 不貞相手の探索を行いたいというお気持ちは十分理解できますが 弁護士にまずは相談して方針を決めて 費用対効果を考えながらなさるのがよいとおもいます。