TwitteのIPログの期間と開示について
Twitterで誹謗中傷を受けました。
時効は3年と聞きまだ安心していたのですが、IPログの保存期間があると知り焦ったので相談です。
中傷の内容が投稿されたアカウントはまだ残っており、スクショやURLなども残しております。
投稿されたのは9ヶ月ぐらい前です。
この場合でも開示は難しいでしょうか?
IPアドレスの保存期間はコンテンツプロバイダ(CP)ごとに異なりますが、X(旧Twitter)の場合、ログインIPアドレス等の保存期間は長くありません。
また、発信者の特定には、CPからIPアドレスの開示を受けた後、アクセスプロバイダ(AP)に対する照会が必要ですが、AP側のログ保存期間も通常3か月から6か月程度とされています。
いずれにしても、早期に弁護士へ具体的なご事情をご相談されることをお勧めいたします。
IPルートの開示請求で最も問題となるのは、アクセスプロバイダ(AP)のアクセスログ保存期間が3~6か月であることです(特に携帯電話会社は3か月を超えてアクセスログを保存していることは基本的にありません)。本件で投稿から9か月が経過しているということは、X社から開示されるログインIPが3~6か月以内のものである必要があり、それより前のログイン履歴では、アクセスプロバイダを特定できてもIPルートでの特定は難しい可能性が高くなります。
もしそのアカウントに電話番号が登録されている場合は、電話番号の開示請求を行えば特定の可能性が十分あることになりますが、Xは電話番号の登録が必須でなく、誹謗中傷のために作られた捨て垢の場合は電話番号が登録されていないことが多いため、やはり特定が難しいケースが出てきます。
もし開示請求を希望するなら、早急に弁護士へ依頼した方がよいでしょう(ただしダメ元であることもご認識いただく必要があります)。
補足します。
Xの場合、IPアドレス以外に、アカウント情報の開示請求も可能です。
しかし、Xは、メールアドレスの開示しか受けられないことが多いのが現状です。
もっとも、開示を受けたのが捨てアドであったとしても、ログ情報の提供を受けることができれば、当該ログを手掛かりとしてドコモ等のメールアドレスが判明することがあります。
その後、弁護士会照会等を利用して個人を特定することもあり得ます。
いずれにせよ、様々な方法が考えられますし、専門的知識が必要になるため、具体的なご事情をご相談された方が良いかと思います。
この場合でも開示は難しいでしょうか?
→Xの記事についての開示請求は、①IPアドレスを開示して特定する方法、②アカウント情報を開示して特定する方法があります。
通常は、①②両方実施いたします。
通信ログを1年程度保存しているプロバイダもありますので、そのプロバイダの回線が投稿に使われたのであれば、開示が成功する可能性がありますが、携帯電話3社(保存期間が3か月ほどです)の回線が使われているケースが多い現状を考えると、9か月経過している本件では①の方法での成功可能性は低いでしょう。
ですので、現実的には、②の方法のみを主眼として実施することとなるでしょう。
Xの開示請求において注意すべきは、アカウントが削除されると、一定期間後にX側で記録が消滅する点です。
いずれにせよ、開示請求をご検討であれば、弁護士に早期にご相談になることをお勧めいたします。
ありがとうございます。
やはり、早めに相談された方がいいとのことなので探してみることにします。
抽象的な質問で失礼ですが、できれば、信用できる事務所とかの見分け方などがあれば教えてください。
抽象的な質問で失礼ですが、できれば、信用できる事務所とかの見分け方などがあれば教えてください。
→特にそういった見分け方はなく、弁護士のプロフィールや担当業務を見ながら、発信者情報開示に強い弁護士をご判断いただく形となるでしょう。
このサイトから弁護士をお探しになり、ご相談ください。ご不安であれば、1人だけでなく、複数人にご相談になるのも選択肢です。
私は弁護士のプロフィールを信用していません。
そのため、複数の弁護士に相談することをおすすめしています。
最近は相談料無料の弁護士も増えたので、相談のみであれば費用はかかりません。
相談した弁護士の中から信頼できる方をご選任ください。