彼が既婚者でした。慰謝料請求について
約1年半お付き合いのあった彼が既婚者でした。
将来再婚したいと思っており、話も出ていたことから真剣にお付き合いしておりました。
彼は趣味のマラソンに熱心で結果も残している強い選手だったことから初期の段階から交際費の捻出が難しいと言われており、ほぼ私が交際費を捻出している状況でした。遠征の付き添いなど合わせて総額100万近いと思います。
ただ、これは結婚を意識したからこそであり、既婚者であれば最初からお付き合いしていません。
この度、不審な点があったので、調べたところ寮ではなく彼所有の自宅に奥さんと居住している事実がわかりました。
詰めたところ、自宅どころか生い立ちや職業もかなり虚偽があることを認めました。
その後、話し合いを幾度となく設けて、好きな気持ちが勝ってしまい、許す事にしました。
そして奥さんとはすぐに離婚したので、私と復縁し、同居する予定でした。
しかしここに来てそれを全て白紙にしたいと言われ、あまりにも酷い態度に警察への届出や法的措置を検討しています。
今までのやり取りの中で90万払うか別れるか選べというような脅迫めいたラインのやり取りがのこっていること、妻がいた事を認めるメールは保存してあります。
このような場合、私は慰謝料請求は可能でしょうか。
近時の裁判例で、男性が既婚者であることを意図的に隠し、女性と繰り返し性行為を行った等の事情から、女性の貞操権を侵害する故意の不法行為を成立させた例もあります。上記の事情ですと、慰謝料が認められる可能性があります。ただ、慰謝料相場は100万円程度ですので注意が必要です。ご参考にしてください。
お辛いご状況と存じます。
既婚者であることを知らずに彼と肉体関係を伴う真剣な交際をしていた場合、貞操権侵害を理由として彼に対して慰謝料を請求することができる可能性が高いと思います。
詳細な進め方等については経験豊富な弁護士にご相談いただくことをお勧めします。
ご記載の事情からすれば、貞操権侵害として慰謝料が請求できる他、お金を出してもらうために説明していた理由が虚偽であったということであれば支出した金額の損害賠償請求も考えられるかと思われます。
ご自身での対応は難しいと思われますので、一度個別に弁護士に相談をされると良いでしょう。