SNSでの作曲制作費・キャンセル料の未払いについて、開示請求等の可能性
1. 事案の概要
Discordを通じて知り合った相手(自称:高校1年生)から作曲依頼を受け、納品(デモ音源送付)を行いましたが、その後支払いを拒否され、現在はブロック(音信不通)の状態です。
2. 当事者情報
• 依頼者(せんじゅ):Discordアカウント名「rai052155」
• 属性: 高校1年生と自称
• 現在の状況: 連絡手段(Discord等)をすべてブロックされている
3. トラブルの経緯
1. 契約合意: * Discordにて作曲依頼を受諾。報酬額は「3万円」で合意。
• 「制作着手(デモ音源作成)から料金が発生すること」「キャンセル時はキャンセル料がかかること」を事前に伝え、相手も承諾済み。
2. 不履行の発生:
• デモ音源を相手に送付した直後、相手が「払えない」と言い出し、一度目の音信不通。
3. 再交渉と再度の不履行:
• 後日、本人および「親」を名乗る人物(本人のなりすましの疑いあり)と接触。
• 「キャンセル料として1.8万円を支払う」という内容で再合意。
4. 現在:
• 合意から5ヶ月経過しても入金がなく、最終的にブロックされ連絡不能となった。
4. 証拠資料
• 契約時のログ: 報酬額、キャンセル規定への合意内容
• 履行の証拠: デモ音源の送付履歴
• 示談のログ: 「親」を含めた1.8万円の支払い約束
• その他: 相手のプロフィール画面のスクリーンショット等
5. 弁護士への相談・確認事項
• 身元の特定: 相手を特定するための「発信者情報開示請求」は可能か。
• 回収の現実性: 請求額(1.8万円〜3万円)に対し、費用対効果(弁護士費用との兼ね合い)はどうか。
• 親への請求: 相手が未成年の場合、親権者に対して法的責任を問えるか。
• 刑事罰の可能性: 親になりすまして支払いから逃れようとした行為が、詐欺罪等に該当する
• 身元の特定: 相手を特定するための「発信者情報開示請求」は可能か。
→本件は、1対1の通信で行なわれたものである場合、発信者情報開示請求の対象とならないでしょう。
その場合、詐欺被害として警察にご相談ください。
• 回収の現実性: 請求額(1.8万円〜3万円)に対し、費用対効果(弁護士費用との兼ね合い)はどうか。
→警察が加害者を特定してくれれば、その後の損害賠償請求について弁護士に依頼することもありうるでしょう。
弁護士をつけた場合は、通常は数十万円かかることが多いですので、請求額(1.8万円〜3万円)に対する費用対効果としては赤字になるでしょう。
弁護士に相談をしながら、弁護士を代理人にはせずご自身で相手方に請求する選択がありうるでしょう。
• 親への請求: 相手が未成年の場合、親権者に対して法的責任を問えるか。
→問える場合もあるでしょう。
• 刑事罰の可能性: 親になりすまして支払いから逃れようとした行為が、詐欺罪等に該当する
→捜査の結果として詐欺になる可能性があるでしょう。