医療過誤による損害賠償請求の可否と必要な証拠は?

医療過誤3件、ご相談がございます。
① 美容医療レーザーによる火傷・ケロイド化
南麻布結び皮膚科形成外科でケロイドのレーザー治療を受けた際に火傷を負い、その後ケロイドが悪化しました。日本医科大学武蔵小杉病院で「レーザー出力過多による火傷」と診断され、2年間、3か月ごとにステロイド注射とテープ治療を継続しています。現在も痛み・かゆみがあり、治療費は10万円以上発生しています。クリニックへ連絡しましたが無視されています。
② 歯科セラミック治療の不適切処置
二階堂歯科医院でセラミック治療に20万円以上支払いました。歯の治療が毎回痛く、必要性を感じないまだ健康な歯をインプラントにするよう勧められていましたが、お金もなく治療も怖かったので、セラミック治療の最後の治療日に「少し休みたい」と伝えたところ歯科医に激怒され、その後の処置でセラミックを不自然な形にされました。日比谷公園前歯科病院では「変にされている」と指摘されて、ちゃんと治したいと思っています。見た目にも問題があり、返金や慰謝料を検討しています。
③ マンジャロ(GLP-1製剤)による副作用と未使用薬の返金問題
東京大森エンゼルクリニックでマンジャロ5mgを8本を45,600円で購入しましたが、使用後に水様便が4日以上続き、別医師から「副作用のため即刻中止」と指示されました。返金についての説明はなく、副作用説明も十分ではありませんでした。未開封7本を返却返金してもらうために病院に伺いましたが、返金は30,800円のみで、差額13,800円の理由について明確な説明がありません。念書などの同意書も交わしておらず、返金ルールの提示もありません。不当な差し引きの可能性があるため、適切な対応について相談したいです。

相談したい内容
上記3件について、
• 返金請求・慰謝料請求が可能か
• 必要な証拠
• 今後の進め方(交渉・内容証明・訴訟の可否)
についてアドバイスをいただきたいです。

また恐縮ですが、もう一点ご相談したい件を思い出しました。2020年に近所の歯科で下の前歯2本の知覚過敏を相談した際、神経を抜かれ、その後強い痛みが続き非定型歯痛を発症しました。複数の歯科を受診し、2021年に東京医科歯科大学で診断され、現在も痛みが残っています。2020年の治療のため時効に該当するかも気になっております。

施術前に締結した施術リスク説明書があれば、まず確認すると良いでしょう。
あた、被害について施術ミスなのか、確率的に発生が不可避のものなのかを検討する必要があります。

返金請求及び慰謝料請求できる余地があります。
内容証明送付や交渉での請求が現実的かと思います。
訴訟もあり得ますが、費用倒れの可能性が高まることを考慮する必要があります。

松本先生
ご回答いただきありがとうございます。
南麻布結び皮膚科形成外科での施術についてですが、施術前に書面での説明書・同意書の交付はなく、口頭でのリスク説明も一切ありませんでした。
そのため、施術リスク説明書は存在しない状況です。
クリニック側には連絡しましたが、謝罪も返信もなく、対応も得られていません。
以上を踏まえ、
・施術ミスの可能性
・説明義務違反の有無
・返金および慰謝料請求の可否
について、改めてご意見を伺えれば幸いです。
内容証明での請求を検討しておりますが、進め方についてもアドバイスをいただけますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。

リスク説明書が無い場合は、ご質問者側がやや有利に主張できる場合があるでしょう。
病院側が謝罪も返信もないことは不誠実な対応である印象です。
返金及び治療費、慰謝料請求を求めていくことになるかと思います。

ご自身で内容証明を出すこともあり得ますが、弁護士が代理人として病院側との交渉窓口となることも方法の一つです。
ご自身で内容証明を出される場合、書面にご質問者の不利になる事情を記載した場合はそれ以降の交渉ハードルが上がってしまうため慎重に検討されるとよいでしょう。

また、大変恐縮ですが、もう一点ご相談したい件を思い出しましたので、追加でお伝えさせていただきます。
近所の歯科医院で2020年頃、下の前歯2本の知覚過敏を相談した際に神経を抜かれてしまい、その後強い痛みが続き、非定型歯痛を発症しました。原因がわからず複数の歯科医院を受診したのち、2021年に東京医科歯科大学歯学部附属病院の歯科心身医療科で非定型歯痛と診断されました。
現在も治療を続けていますが、痛みは完全には治っておりません。
治療自体は2020年でしたので、時効に該当してしまうのかどうかも気になっております。診断がついたのは2021年であり、痛みも継続しているため、どのように扱われるのかご意見を伺えれば幸いです。