保険会社の示談提案の妥当性と人身事故切替の相談
事故に遭い、保険会社からの支払いに関して疑問があるため相談させてください。
<事故の様子>
・相手:車 自分:自転車
・歩道での接触
・マンションから出てくるため停止していた車を確認し、距離をとって自転車で徐行
・車は自転車が前を通った時にゆっくり動き出し、接触したにも関わらず停止せず、そのまま押されて倒れる
・運転手はこちら側を全く見ず、反対側をずっと見ていた
・物損事故として一旦処理
<その後>
・足の靱帯が腫れて通院(3ヶ月)現在継続中 痛みはまだ取れず
・会社は出社できないためテレワークとなり会社からはよくない印象
・高齢の両親の介助ができなくなり、買い物、食事などの面で出費が増え、自身の病気の通院も困難に
・病気もあり、体のために運動をしていたがジムに行けなくなる(会費も止められずそのまま支払い)
・動けないことで生活の質も著しく下がる
<保険会社から>
・9対1の責任で自転車側にも非がある
・相手の自動車の修理費が20万円
→異議申し立てをすると
・自転車の修理費を全額払うことで示談(9万円)を提案される
<質問>
保険会社の提案は妥当なのでしょうか。
事故によってこの3ヶ月にかかった費用は9万円では収まらず、
でもこんなものなのかなとも諦めています。
一方で、人身事故に切り替えることも考えています。
ご回答よろしくお願いいたします。
詳細不明ではありますが、保険会社の「9万円で示談」という提案に関し、文言次第では「本件事故に関する一切の請求を終結する」趣旨に読めてしまい、人身側の交渉に不利に働くおそれがあります。また、物損示談時に前提とされた過失割合(9:1)の認識が、その後の人身示談でも当然視されて援用される可能性があります。
物損の賠償額の受領を急がないのであれば、まず人身事故への切替を行い、治療経過や損害額が一定程度明らかになってから、物損・人損を含めて整理する方が安全です。示談書において、①示談の対象が物的損害に限られている旨が明示されているか、②人身損害(治療費・慰謝料・休業損害等)を別途協議することが明記されているか、を確認しない限り、安易に合意しない方がよいでしょう。
髙橋様
ご回答ありがとうございます。
保険会社は
本件事故に関する一切の請求を終結する
という意味で送ってきています。
なので、3ヶ月以上病院に通ったり、その間の諸経費や慰謝料も込みで9万円という意味です。
しかも、文書にサイン等ではなく、口頭でOKと言ってくれたら振り込み作業進めますという旨の内容でした。
そこにも「?」が湧いてきて、今回ご相談した次第です。
ご記載の事情があるのであれば、口頭で「OK」と応じるのは厳禁です。「本件事故に関する一切の請求を終結する」という趣旨であれば、物損・人身(治療費・慰謝料・休業損害等)をすべて含む包括的な示談と解釈されます。通院3か月以上であれば、慰謝料だけでも通常は9万円を大きく上回る可能性があります。また、書面ではなく口頭合意で振込を進めるという点についても慎重に検討すべきです。口頭でも示談は成立し得ますが、後から争うことが極めて困難になります。
まずは人身事故へ正式に切替え、治療継続と損害整理を優先することが重要です。示談は症状固定後に行うのが原則です。弁護士費用特約に加入なさっている場合は、速やかに弁護士へ相談等することをお勧めいたします。
髙橋様
ご回答ありがとうございます。
9万円には、こちらが出し替えているお金(1万円ほど)と、事故当日の欠勤(2〜3万円)が含まれており、あまりに低い金額の提示であること、さらに口頭での同意を求める点で保険会社に対して不信感がありました。
アドバイスを参考に、今後の動きを慎重に考えていきたいと思います。
まずは、示談を断ってきます。
ありがとうございました。