加害者から弁護士を通して示談交渉してきた。示談金が妥当なのか判断できない。
40代女性です。
民間のカウンセリングルームで、カウンセリング後に性的被害を受けました。
出会い→SNS
被害回数→1回(初対面)
被害内容→局部を触られる。口淫をするように誘導された。
警察にいくことを伝えたら、加害者の弁護士を名乗る人物からメールがきました。
示談金→80万円一括振込
条件→被害届の取り下げを含む刑事処罰の宥恕と秘密保持
示談金80万が不服なことを伝えたら、判例を根拠に80万円は正当もしくは少し多いくらいだと言われました。
でも、提示された判例は民事による損害賠償請求の判例であり、刑事処罰の宥恕が条件として組み込まれている示談の内容とは似て異なるものだと判断しました。
不同意性交等罪の示談金として、80万円は妥当な金額なのでしょうか?
不同意性交罪は法定刑が下限でも5年となっています。原則実刑となる犯罪です。
そのため、相場は高いというのが当職の見解です。
>提示された判例は民事による損害賠償請求の判例であり、刑事処罰の宥恕が条件として組み込まれている示談の内容とは似て異なるものだと判断
というのはまさにその通りで、刑事処罰の宥恕を求めるならこれでは足りないかと思います。
さて、相場はどうかですが、示談には相場はあってなきが如しということはもあり難しいところです。
一つの基準として、100万円以上であれば3桁になりますから、100万円は最低でも欲しいというところを出発点として、300万円程度を最初は提示するのもありかと思います。
とはいえ、高すぎると相手は払えないですし、ここは心理戦ともなります。
詳しいことは弁護士にご相談ください。