傷害事件の民事調停への不安と今後取るべき行動について

交通のトラブルから発展した傷害事件で、相手方からの一方的な暴行を受けました。暴行の一部始終を動画に残していたため、警察到着後の事情聴取はスムーズに進みました。
その場では警察に被害届を提出せず、民事調停での解決を模索していました。現場での警察対応を受け、相手方に対話の意思、謝意はその場では見られましたが、その後連絡を取り合っていないため、相手方への不信感が膨らみ不安です。
その不安から、数日後に被害届の提出を警察に申し立てました。しかし、対応警察官より、「このタイミングで被害届を出すと、相手方は刑事対応に追われて民事を後回しにするから、かえって事態は納得できる形で収まり辛くなりますよ」「事件発生から1週間程度で、交渉が止まったわけでもないし、焦りすぎ、時期尚早」と言う旨の助言を頂き、被害届は出さずに至りました。正直、相手が警察の方なので、相談する相手が違うかなとは思っています。
診断書等の損害の整理は進めていますが、
相手方の情報に不定箇所(住所)があり、全体の流れを通して、無事に調停に進められるか不安です。

現状で不確定なことが多すぎて、私自身混乱していますが、プロの方から見て具体的に今後どう行動していけば良いのか等、助言いただけると幸いです。

追加質問:損害賠償請求額について
外傷治療費、精神治療費は慰謝料に含まれますか?
慰謝料=精神的苦痛に対する賠償金ですか?
請求額がどういう内訳になるのか知りたいです。

暴行を受けられたとのことで、お身体お大事になされてください。

①質問に関しての見解
質問に関してお答えさせていただきます。交渉の方法として、「被害届を警察に出さないので、示談金としてこれくらいの金額を払ってほしい」という打診をすることが考えられます。傷害事件の場合、加害者と被害者との間で示談が成立すれば高い確率で不起訴になる(前科がつかない)ので、これは加害者にとってはかなり大きなメリットになります。
そこで、刑事事件と絡めて示談金獲得に向けて動いていくことが最も経済合理性が高いと思われます。

②追加質問について
外傷や精神に関する治療費は、一般的には慰謝料とは別のものにはなりますが、傷害事件によって被った損害の一種としてその賠償を求めていくことはあり得ます。
また、慰謝料=精神的苦痛に対する賠償金という点はご理解いただいている通りです。ただし、単に精神的苦痛を味わったので即慰謝料が認められるということではなく、慰謝料請求が認められるかどうか、その金額はどれくらいなのかはケースバイケースになります。
今後に関しては、民事裁判の手続きをご自身のみで進めるのはかなり大変かと思われますので、一度弁護士に進め方等ご相談されるのが良いと思います。