ホテルで提供されたアルコール入りカヌレを妊婦が食べてしまった
妊娠27週です。先週の日曜日から1泊でホテルに宿泊した際に、ホテルのラウンジで小さめのカヌレが提供されていました。
妊娠してからアルコールを含むものは完全に避けており、ホテル側には事前にラウンジで提供されているものにアルコールが含まれていないかメールで確認していました。その回答にカヌレが含まれておらず、日によって種類が変わるプチケーキについては当日ラウンジのスタッフに聞いてほしいと書いてありました。
そのため当日ラウンジのスタッフに、プチケーキとカヌレにアルコールが含まれていないか聞いたところ「含まれていない」という回答だったため、安心してカヌレを複数個食べました。
ラウンジには宿泊中何度でも行けたため、合計で13個程度食べました。
帰宅後、不安になりネットで調べたところカヌレには通常ラム酒が使われていることが分かり、改めてメールでホテルにアルコールの有無を質問したところ、やはり「原材料に洋酒が使われていた、スタッフが見落としていた」との回答がありました。
アルコールは胎児性アルコール症候群を引き起こすため、今後の子供の成長が不安でたまりません。
調べると、ホテル側に訴訟を起こすには胎児に影響があったことを証明する必要があると出てきたのですが、知的障害や発達の遅れなど影響が出てくるのは何年も先のことだと思います。
今の時点でホテル側になにか対応を求めることはできるのでしょうか。
ご不安のことと思います。
事前にメールで確認しており、アルコールが含まれていないという明確な回答を得ていたからこそ喫食したというご事情ですと、ホテル側に謝罪と一定の解決金を求めることができる余地があります。
他方で、ホテルでのアルコール摂取と発育への悪影響の因果関係の立証はかなりハードルが高いです。
弁護士が代理人としてホテル側と交渉したり、ご依頼者の主張を法的に整理した書面を送付する等の対応が考えられます。
まずは個別に法律事務所で相談されてみるとよいでしょう。
事前に問い合わせたときはカヌレについて何も言及がありませんでした。そのためカヌレが提供されていることを当日まで知らず、当日スタッフに口頭でカヌレのアルコールの有無を聞いたという経緯です。この場合でも解決金を求めることは可能でしょうか。
また一般的に上記解決金と弁護士さんに依頼する費用はどちらの方が多くなるでしょうか。
なるほど。
そのご事情ですと、メール等に比して事実経緯の裏付けが弱くななりますが、
解決金を求めること自体ができなくなるものではありません。
費用倒れのリスクについてはより詳細な検討が必要です。
弁護士の交渉代理を全て依頼するのか、主張書面の送付に留まるのかでも変わってくるでしょう。
関心ある法律事務所に個別に問い合わせてみると良いでしょう。弊所でも類似事案は対応しています。