交通事故 10対0の0側です。
先日、車同士のもらい事故にあいました。
私が停止中、真後ろから追突され、警察も来ましたが、物損で処理され解散。
病院へ行き、クビ腰ムチウチ、左肘の骨にヒビが入っていると診断を受けました。
相手の保険会社からも人身事故にしなくても、費用などは心配いりませんのでと言われましたが、病院の先生からはこれ本当は人身事故だよと言われ、色々調べた結果、人身事故に切り替えないと、後にもらえる正当なお金も少なくなるのかなと思い質問です。
①人身事故に切り替える場合、現場検証などで加害者と会わないといけないのか?
※非常に横柄な人だったので二度と会いたく無い為
②仕事柄、腕に力を入れる事が多く、後遺症が残った場合、物損事故のままにすると、不利になるのか?後遺障害認定などに影響しますか?
③保険会社の対応がかなり曖昧で、確認して折り返しますが非常に多く、弁護士さんを入れたいのですが、一般的に弁護士さんへの成功報酬は何%くらいになりますか?
よろしくお願いします。
①:
人身事故へ切替える場合、警察での手続は必要ですが、通常は加害者と直接やり取りせずに済むことが多いです。現場再確認があっても別々に行われるのが一般的だと思います。
②:
物損のままでも治療費等は請求できますが、後遺障害申請を見据えるなら人身扱いにして診断書提出・実況見分を経る方が証拠上明確になります。特に骨折がある場合は人身切替が望ましいです。
③:
弁護士費用は事務所により異なりますが、成功報酬は回収額の10~20%前後が一つの目安です。弁護士特約があれば自己負担なく依頼できる場合もありますので、ご自身で加入されている保険会社に確認することをお勧めいたします。
①人身事故に切り替える場合、現場検証などで加害者と会わないといけないのか?
→加害者と被害者が一緒に現場検証をすることは少ないと思います。
また、弁護士が代理人となった場合には、弁護士が窓口になりますので、原則として直接加害者側とやり取りすることはなくなります。
②仕事柄、腕に力を入れる事が多く、後遺症が残った場合、物損事故のままにすると、不利になるのか?後遺障害認定などに影響しますか?
→怪我をしているのであれば、人身の扱いにした方が良いです。
警察の対応も、物損では簡易的な事故状況の報告書が作成されるにとどまることが多く、人身の場合は実況見分調書が作成されることが多いです。
後遺障害申請をするにあたり、資料があることなど、人身の方が進めやすい可能性があります。
③保険会社の対応がかなり曖昧で、確認して折り返しますが非常に多く、弁護士さんを入れたいのですが、一般的に弁護士さんへの成功報酬は何%くらいになりますか?
→弁護士特約がついている場合には、自己負担なく依頼できるケースが多いです。
弁護士特約がついていない場合には、各法律事務所の費用次第になります。HPに記載があることも多いので、相談を考えている事務所のHPなどを確認してみると良いと思います。
本件質問について、整理してご説明いたします。
1 交通事故に関する責任の種類
交通事故の場合、責任は次の3つに分かれます。
㋐ 刑事責任
道路交通法違反や過失運転致傷等
㋑ 民事責任
被害者に対する 損害賠償(治療費、休業損害、慰謝料、後遺障害等)
㋒ 行政責任
違反点数及び免許停止等
2 「人身事故にしなくても費用は心配いりません」との説明について
相手方保険会社の説明は、刑事手続として人身事故扱いにしなくても民事上の損害賠償(治療費等)は保険から支払われるという趣旨である可能性が高いと考えられます。
要するに、「㋐刑事責任」については、物損扱いのままにしても、「㋑民事責任」では、しっかりと賠償しますという意味です。
3 質問に対する回答
①加害者と会う必要があるか
→こちらは「㋐刑事責任」において、人身事故に切り替えるという質問として回答します。
実況見分の際に、加害者と会うケースはあります。
そのため、事前に警察官に加害者と会いたくない旨を伝えてください。
また、代理人がついて、代理人が実況見分をするなどということはあり得ませんので、ご注意ください。
② 物損事故のままだと影響するか
→こちらは、「㋐刑事責任」において、人身事故に切り替えるという質問として回答します。
影響する可能性があります。
今後事故態様等が争われて訴訟に発展した際に、刑事記録を用いることがあります。
現在、このまま人身事故に切り替えなければ、 十分な捜査が行われない可能性があるため、証拠を生かせなくなります。
③弁護士さんへの成功報酬等
→ご自身又はご家族の自動車保険に弁護士費用特約 が付いている場合、費用負担は原則ありませんので、弁護士に依頼したほうが良いかと思います。
特約がない場合、弁護士事務所によって、報酬が異なりますので、信頼できる弁護士に連絡して、料金を聞いてみてください。
本件は左肘の骨にヒビが入る重症ですので、弁護士に相談することはお勧めいたします。
なぜかというと、保険会社は弁護人がついている場合とついていない場合で支払額に差があるからです。
その点も、当然、交通事故に慣れている弁護士であれば、事情を聴いたうえで、この回答以上に詳細をご説明できますので、ご相談してみてください。
一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。