転倒事故に対する個人賠償請求について

キャリーケースを持って止まった状態で、商品を見ていたところ、お相手の方が私のキャリーケースにつまずき転倒し、治療費を請求されました。
交渉については、保険会社に依頼しており、怪我をされたということで、自分の過失分については責任を持って支払いたい旨は伝えております。
お相手は0:10で私に全過失があると主張しており、私が依頼している保険会社の主張する過失割合にご納得いただけておりません。
そこで、お相手は保険会社から支払われない分の治療費は私に直接請求する旨を連絡してきました。
保険会社に依頼しているので保険会社に連絡して欲しい旨をお伝えしても、何度も私に直接連絡をしてきております。
私には、保険会社から支払われない残りの治療費を支払う義務があるのでしょうか。
また、お相手の方は保険会社から全額支払われない場合、警察に届出をするとおっしゃっています。
この場合、私は過失傷害罪で起訴される可能性が高いのでしょうか。

保険会社とのやり取りが進む中で、お相手から直接の請求や警察への届け出を示唆され、多大な精神的プレッシャーを感じておられることとお察しいたします。

保険会社から支払われない残りの治療費を支払う義務があるかという点ですが、保険会社の認定が適正である限りご自身が負担する義務はありません。
そもそもキャリーケースなどの持ち込みが禁止されているような場所でない限り、泊っている状態で相手が躓き転倒したというケースでは、相手の前方不注意の過失はありますので過失割合も0:10は考えづらく、また車の交通事故でも停車している車両への追突は相手の過失が10となることも多いことを考えると、過失割合も相手:あなた=10:0の可能性もあるように思われます。

次に、警察への届け出と過失傷害罪の可能性についてです。 お相手が被害届を出せば、警察が受理し、事情聴取が行われる可能性はあります。しかし、過失傷害罪で起訴される可能性は極めて低いと考えられます。過失傷害罪は「注意義務違反」がある場合に成立しますが、止まって商品を見ていた状態であれば、予見可能性や回避可能性の観点から、あなたに対して刑事罰を科すべきほどの過失とは認められにくいと思われます。

ご相談内容を拝見する限りでは、相手の方はクレーマー気質があるように思われますので、連絡が来ても個人では対応せず保険会社に任せ、それでも執拗に連絡が続くことや刑事事件化された場合は、弁護士に対応してもらうなどご検討された方がよいと思います。

ご回答いただきありがとうございます。
推察いただきました通り、精神的にかなりの負担がかかっており疲弊していたところでしたので、少しだけ心が軽くなりました。
ご教示いただいた通り、執拗に連絡が続く場合や、刑事事件化した場合には弁護士への依頼を検討しようと思います。