年金分割(第3号分割)に関する法的確認

離婚した元配偶者との年金分割(第3号分割)について、法的な確認のためご相談いたします。
離婚後、モラハラの元配偶者から
年金分割の手続きを行わない旨の誓約書への署名を求められ、応じざるを得ず署名しました。
誓約書の写しは手元になく、元配偶者が保管しています。
当時、経済的な圧力を感じる状況での対応であり、
現在、この誓約書の法的効力や、今後の対応について不安があります。
今後、第3号分割の手続きを行う予定ですが、
手続きにより元配偶者へ通知が行くため、その後の対応についても事前に確認しておきたいと考えています。
現在も子どもに関する連絡のため、元配偶者との最低限の関わりがあり、今後も長期的な関係が続く見込みです。
つきましては、以下についてご教示いただけますでしょうか。
・このような誓約書が第3号分割の手続きに影響を及ぼす可能性
・手続き後、元配偶者から威圧的な対応があった場合の対処方法
・将来的なトラブル防止のため、現時点で取っておくべき対応
法的な確認および記録を残す目的での相談となります。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

法律上は、「年金分割をしない」という合意に関係なく、3号分割の請求は可能です。年金分割の請求権は公法上の請求権(国に対する請求)であり、当事者で制限や処分はできないからです。この点、合意分割においては「年金分割をしない」合意があれば裁定請求が出来ませんが、これは、合意分割の際には按分割合の合意(又は合意に代わる審判)が必要とされており、年金分割しない旨の合意は「按分割合を定めない」旨の合意と評価されるからです。
ただ、3号分割は当事者間で制約できないことを知らずに「年金分割しない」合意をした相手方が立腹して色々と言ってくる可能性はあります。その場合は、弁護士へ依頼して毅然と対応することになると思われます。自宅に押しかけてくるようであれば、裁判所の接近禁止命令や警察への相談も考えられます。弁護士へ依頼した方がよいと思われます。