婚約破棄の正当性と慰謝料請求の可能性についての相談

・妊娠を機に婚約(LINEに証拠有)
・出産を回避できない週数で、相手が一方的に音信不通となり婚約破棄
・婚約破棄の調停を申し立てたが、相手は複数回欠席し不成立
現在地方裁判所にて、婚約破棄による損害賠償請求を検討しています。

1度調停に相手方が出席した際に「婚約中に3000万の借金が出来た」と主張しています。(主張のみで提示は無し)

【相談内容】
1.上記理由は婚約破棄の正当理由として認められる可能性があるのでしょうか?
2.出産を伴う音信不通型の婚約破棄の慰謝料の現実的な金額はいくらくらいでしょうか?
3.出産関連費用の折半を相手方に求めることは可能でしょうか?

1.上記理由は婚約破棄の正当理由として認められる可能性があるのでしょうか?
⇒相手方に、ご相談者様に隠していた多額の借金があったことが判明したのであればともかく、相手方自らの多額の借金が婚約破棄の正当な理由とは、ならないでしょう。
2.出産を伴う音信不通型の婚約破棄の慰謝料の現実的な金額はいくらくらいでしょうか?
⇒妊娠中の婚約破棄となれば、そうでない場合と比べて高額になり、100万円を下回ることはないと考えます。
3.出産関連費用の折半を相手方に求めることは可能でしょうか?
⇒可能と考えます。

ご質問に対する回答は以上ですが、婚約の成立について、LINEに証拠がある、とのお話が気になるところです。すなわち、結納や指輪の交換などがなされていなければ、婚約が成立していない、と判断される可能性があります。相手方への請求方法が、はたして婚約破棄を理由とする損害賠償請求でよいのかどうかは、検討が必要だと考えます。