父の役員退職金の有無を民事調停で確認したい

両親は40年前に離婚、父は再婚して別の家庭があります。
先日、父が亡くなったと後妻の代理人から連絡がありました。
被相続人(父)は、医療法人社団が運営する病院の院長・理事を務めているなかでの急死だったようです。

相続手続きは後妻が主として進めていますが「財産はほとんど無い」と聞き、私も財産確認のために独自に調査しています。

相続財産の一部として、
病院から支払われている可能性のある「役員退職慰労金(退職金)」について確認する必要があると考えています。

病院(医療法人社団)に対し、退職金の支払有無・金額・支払日・支払先口座等の開示を求め、
書面限定・期限明示の内容証明郵便を送付しましたが、期限までに十分な書面回答は得られていません(無回答または不十分な回答が想定されます)。

金銭請求は行っておらず、あくまで「支払の有無および事実の開示」を求めています。

病院が任意開示に応じないため、民事調停を申し立て、以下の点について開示または不存在確認を求めることを検討しています。

・役員退職慰労金(退職金)の支払の有無
・支払がある場合の金額・支払日・振込先口座
・退職慰労金に関する規程の有無
・社員総会または理事会決議の有無

医療内容や診療情報は一切求めていません。
相続財産確定のための事実確認が目的です。

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相談したい点

1.本件のようなケースで、民事調停による開示請求は適切か

2.民事調停において、「開示」または「退職金が存在しないことの確認(不存在確認)」を求めることは可能か

3.病院側が弁護士を立てて争ってきた場合の見通し

4.仮に民事調停が不成立となった場合、
確認訴訟(支払の有無+支払先口座の確認)へ移行することの実務的な可否

5.本件を本人(相続人)で進める場合の注意点や限界

補足

相続人は私以外に、後妻とその子供3人です。
目的は紛争ではなく、相続財産の範囲を確定することです。
病院側に違法行為を求める意図はなく、存在するなら開示、存在しないなら不存在を確定したいという立場です。

よろしくお願いします。

民事調停で開示を求めることは可能ですし、実際に行うこともありますが、民事調停においては民事訴訟のように文書送付嘱託・調査嘱託・文書提出命令といった規定の適用がないため、相手方が「開示しない」という対応を取ればそれまでです。
そして、求めた開示に対応するか否かは相手方の弁護士次第(より正確にいえば、弁護士に依頼している医療法人の意向次第)です。

>目的は紛争ではなく、相続財産の範囲を確定することです。
病院側に違法行為を求める意図はなく、存在するなら開示、存在しないなら不存在を確定したいという立場です。
 私見ですが、それならば民事調停ではなく、家裁での遺産分割調停の申立及び地裁への不当利得返還請求訴訟の提起という手段を取る方が目的に敵うと考えます。
 なお念のため、法的紛争の存在を前提としない単なる事実の確認が目的ということであれば、裁判所での手続きはいずれも使えません。