準備書面を短くまとめるコツを教えてください。

名誉権侵害であるとのことで損害賠償請求訴訟を提起されました。
準備書面作成中なのですが、20ページ程の長さとなってしまいました。
一般的には多くても10枚迄といわれているようですが、10枚までにまとめた方が良いでしょうか?
私にとってみればどれも大切な主張&反論でどの点を削り、どの点を採用するかの判断が難しいです。
弁護士の先生方は準備書面の分量は何ページ迄を目安に作成されてますか?
主張&反論が多くなってしまった場合の短くまとめるコツや大切な部分を抜粋する方法を教えてください。
よろしくお願いいたします。

訴状に対する反論書面ということのようですから、書面の内容は、原告の主張に対する認否とご相談者様の主張に大別されると思います。このうち、認否において、否認や争う、といった認否を行う場合、ご相談者様の主張の項目で主張したいことを先出しして、認否の項目で大きく展開してしまうことがあります。そうすると、認否とご相談者様の主張の記載内容が重複し、大部にわたってしまうでしょう。そのような場合には、認否における主張については、理由を述べるにとどめたり(民事訴訟規則79条3項参照)、「詳細は主張の項目で後述する」と記載したりする、という工夫が有益だと思います。

また、ご相談者様は被告の立場のようですので、準備書面において、「原告は~~と主張している。しかし、~~である。」と記載することがあるかもしれません。このとき、原告の主張を訴状記載のとおりそのまま引用するのではなくて、原告の主張をある程度抽象化して引用することも書面を短く読みやすくする手段となるでしょう。

さらに、書面のなかで頻出する用語や人物などについては、(以下「本件●●」という。)などと略語にするのが有益でしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。