YouTubeでの映像素材の合法使用方法、参考Youtuberの映像を参考に

YouTube動画制作における「映像素材の著作権・引用・フェアユースの扱い」について相談させてください。

私は現在、自身のYouTubeチャンネルで解説系の動画(社会・歴史・ニュース解説系)を制作しています。
動画のクオリティを上げるため、できるだけ視聴者にとって分かりやすく、印象に残る“おもしろい映像・実際に当時使われていた映像”を使いたいと考えています。

現状、自分のYouTube動画に使用できる素材としては、
・Wikimedia Commons のライセンスフリー/自由利用フィルター
・Google画像検索の「著作権なし(ライセンス)」フィルター
この2通りを中心に探しています。

しかしこの方法では、下記の参考動画のように、教科書に出てくるような歴史的映像、テレビ番組で「当時の出来事」を説明するときによく使われる映像、一般の視聴者が見て「見たことがある」と感じる実写映像
といったものが、ほとんど出てきません。

参考動画(この動画内で使用されている映像について相談したいです)
https://youtu.be/-aeb6TLInq8?si=Fxubn-dZ117GGgFJ

正直なところ、私は
「単に安全だから抽象的なフリー素材を使いたい」のではなく、
参考URLのYouTuberが使っているような“意味のある映像”を、きちんと合法的に使いたい
という気持ちがあります。

実際、大きなYouTubeチャンネルでも同様の映像が使われているため、
「何らかの理由でOKになっているはず」とは思うのですが、
・その法的な論理
・本当に同じことをしてよいのか
・どこまでが安全で、どこからが危険なのか
について、確証が持てていません。

そこで、以下についてご相談したいです。

【相談内容】
1 参考動画のようなYouTubeチャンネルで使用されている
 「TV番組・ニュース・歴史映像のように見える映像」は、一般的にどのようなルートで使用されているケースが多いのでしょうか。
 (例:引用/フェアユース、公的機関のパブリックドメイン映像、素材サイト、有料ライセンス、その他)

2 仮に「引用」や「フェアユース(公正利用)」の枠組みで使用している場合、
 日本の著作権法およびYouTube運用(Content ID・申し立て・収益化制限等)の観点から、
 実務上“安全寄り”とされる具体的な基準を教えていただきたいです。
 (秒数、同一映像の合計使用時間、映像の加工の必要性、音声使用の可否、解説の入れ方、出典表記の扱い等)

3 上記参考動画のYouTuberとできるだけ同じ考え方・同じルートで
 映像を使用することを目指す場合、実務上どのような運用(編集方法・構成・リスク管理)が現実的なのか、
 アドバイスをいただきたいです。

1について:①「引用」の法的要件を満たす、②パブリックドメイン(公的機関等)、③正規ライセンス購入、のいずれかが考えられますが、実情としては、④権利者の黙認に甘えた「無断利用(グレーゾーン)」も相当数含まれていると推測されます。
2について:ケースバイケースですが、実務上の安全策としては「主従関係(解説が主、映像は従)」の徹底が不可欠です。「必然性のある箇所のみ数秒利用する」「出典を明記する」「単なる装飾として使わない」などご注意ください。
3について:パブリックドメイン素材の活用を強く推奨します。他人の著作物を使う場合は、「みんなが使っているから」と安心せず、上記2に注意しつつ、あくまで解説に必要な証拠資料として最小限の利用に留めるのが賢明です。