ギャンブルが大半を占める借金についての債務整理

年収550万
過去債務整理経験なし
借金総額1200万
そのうち700万ほどはこの一年に作った借金で、大半をギャンブルもしくはギャンブルによる生活費補填に使いました
ギャンブルは遅すぎるとは思いますが、前日全て断ち、投票サイト等も全て退会しました。

可能ならば自己破産で立て直し、自己破産が厳しくても小規模個人再生を希望しますが、可能性としてはどうなのでしょうか。
大口の借入先に360 230 220があります。
給与所得者等も考えましたが、2年分の可処分所得が450万以上と、非常に厳しい条件でした。
自分が悪いのは重々承知の上ですが、ご意見いただけますと幸いです。

一年内に700万円を借り入れたということであれば免責不許可事由の中でもかなり慎重にチェックされると思うので、確かに小規模個人再生を検討したくなるところですが、この場合、大口の借入先にどの程度継続的に返済しているかが、再生計画案に同意してもらえるかの重要な要素となります。

月並みな回答で恐縮ですが、いずれにせよ免責または再生計画案認可の可能性はあるので、早急に債務整理のため弁護士に介入してもらった方がよいと思います。

ありがとうございます。
360万のところには、10年返済計画でいま2年と少し返済しているところです。(おまとめローン)
はずかしながら、残り二つはおまとめローンで返した後にまた借りる/リボ払いしている状況です。
当時は生活費のために借金→おまとめでしたが、ネット投票のギャンブルに出会ってから負債を返すためのギャンブルを繰り返してしまいました。

相談は近日中に行く予定ですが、不安で質問させていただきました。

免責不許可事由のギャンブルが多いということですが、初めての自己破産と言うことであれば、確かにまだ免責の可能性はないわけではありません。
しかし、まだご相談者が若く、将来的に自己破産及び免責のチャンスを温存すべきときは、今般小規模個人再生でも良いということなので、小規模個人再生をお薦めします。
1200万円の負債ということなので、最低弁済額は240万円ということになりますが、金額的に5年分割(月4万円)の可能性もあり、3年であっても月7万円弱ということになりますので、年間550万円の収入(平均月46万円弱収入)があることになりますので、十分可能であると思われます。
個人再生ができなかった場合には破産になりますが、破産になれば、債権者は配当を受けられる可能性がほぼなくなることが多いので、債権者側からの再生計画案の不同意になる可能性は高くはありません。

ありがとうございます。
34歳とそれほど若くもなく、債権者には申し訳なく自分勝手ではありますが、可能ならばもう全てリセットしてしまいたい、というのが本音です。

具体的にはご相談される際に、弁護士に確認していただければと思いますが、私見を述べると、34歳はかなり若く、40でもまだあと25年、年金を受けるまで働く期間があるので、まだ十分若いと思います。
年齢を確認したのは、ギャンブルを止めれていてもその間に事業を行う可能性などありましたら、もはや個人再生もできないほどの負債を負う可能性(免責が必要)があるからです。
個人再生は、再生債務を弁済していくだけの稼ぎが必要ですが、あなたにはそれがありそうであり、しかもその意思もお持ちです。
自己破産は確かに楽に見えるかもしれませんが、ギャンブル嗜好(癖)を治療することなく債務をなくしてしまうと、再度の自己破産を7年後(再度の免責)どころか数年内に申し立てる事例も少なくありません。
個人再生は、確かに支払が続くので3年ないし5年つらいのは確かです。
しかし、負債自体が5分の1にまで減り、しかも利息や遅延損害金はありません。
今の負債状況よりも遙かに楽です。
そしてその期間中、計画的に弁済するために、計画的にお金を使う習慣を身につけ、「ギャンブルが本当にトータル的に儲かるものではない」ことを理解して信じることができるようになります。
実際、免責不許可事由があって破産ではなく個人再生を選択した債務者の方々も、ほとんどがきちんと弁済して完済し、しかもその方々は、その後、再多重債務になる事例がそれほど多くないのが実務的実感としてあります。
つまり、将来の破産免責を受けるチャンスを温存できる可能性があるだけでなく、再び同じように多重債務に陥らないための自己訓練ができる機会であると捉えていただければいいと思います。

昔から「若いうちは苦労は買ってでもせよ」ということわざがあったように思いますが、これは真実です。
もともと「若いうちに苦労していれば、その後の人生が楽になる」という意味であったと記憶していますが、実際、加齢と共にだんだん若いときほど体力気力ともに頑張れなくなっていく(自身の耐性(忍耐)が落ちていく)ので、まだまだ体力気力がある若いうちに苦労して(頑張って)、気力体力共に耐性(忍耐)をかなりあげておいた方が、後の人生がより長く楽でいられるのが、あなたよりも19年年上の当職の感想です。
「今頑張れないのであれば、これからだんだんより頑張れなくなっていくよ」ということです。