刑事事件の事例紹介 | 野村 優介弁護士 野村優介法律事務所

取扱事例1

• 住居侵入

早期の身体拘束からの釈放

依頼者：女性

【相談前】
夫が建造物侵入事件で逮捕されたとのことで、弁護士に連絡があった。依頼者さまは、警察からも事件の詳細については聞いておらず、まだ幼い子どももいる中で非常に不安な気持ちを抱えていた。


【相談後】
連絡を受けた当日に相談を実施し、その後すぐ弁護士が警察署へ接見に行き、本人から事情を聞いた。家族や仕事のためにも早期の釈放を希望していたため、翌日の午前中には、裁判所へ、勾留請求に対し却下を求める意見書を提出した。
その結果、意見書どおり、裁判所は勾留を認めず、同日直ちに本人は釈放されることとなった。


【先生のコメント】
逮捕後勾留前の早期の段階で、ご家族が弁護士に依頼したことで、早期の釈放が実現した事例です。逮捕されても即時に適切に対応すれば、長期の身体拘束にまではならず、家族や仕事にも大きな影響が生じない可能性はあります。
刑事事件において、弁護士に依頼するタイミングはいつでも早すぎるということはありません。