みかみ だいすけ
三上 大介弁護士
雪のまち法律事務所
青森県青森市堤町2-1-7 堤町ファーストスクエアビル6階
相続・遺言
取扱事例1
- 協議
【遺産分割協議】疎遠になり連絡の取れなくなっていた相続人との間で遺産分割協議を成立させた事例
依頼者:40代男性
【相談内容】
亡くなった父の遺産分割に関するご相談でした。母はすでに亡くなっていたため、相続人はお客様とお客様の弟の2人のみの状態でした。しかし、どうやら過去に確執があったようで、弟との間ではまったく連絡が取れない状況が続き、とうとう父の葬儀にも弟は姿を見せなかったようです。亡くなった父の遺産としては自宅の不動産と預金がありましたが、どちらも遺産分割の手続きを行わなければ名義変更や解約ができない状態にありました。遺産分割の手続きを進めようにも、弟とは連絡が取れず、どうすればいいのか途方に暮れていました。
【相談後の対応】
ご依頼後、相手方となる弟の所在を調査した結果、現在の住所が分かりましたので、その住所に宛てて遺産分割のご案内の通知を送りました。その後、通知書は無事に届いたようですが、相手方からは中々連絡が来ませんでした。それからもしばらく待っていたところ、相手方からやっと返事が返ってきました。相手方からは、遺産分割の手続きには協力するが、法定相続分に従った金銭の取得を希望するとの意向が伝えられました。その後お客様とも協議した上で、相手方と交渉となり、最終的にはお互いが納得した内容での遺産分割協議を成立させることに成功しました。また、併せて、不動産の名義変更や銀行口座の解約に必要な書類の手配を行いましたので、無事に各種手続きを完了させることができました。
【コメント】
当事者同士だけでは、感情のもつれから連絡が取れない場合なども往々にしてあり得るところです。そのような場合には、弁護士が介入することで話が前進することが期待できるかと思います。また、預金解約の手続きにあたっては、銀行ごとに必要な書類が異なっていたりするため、そういった書類の準備や手配にも気を付ける必要があります。
亡くなった父の遺産分割に関するご相談でした。母はすでに亡くなっていたため、相続人はお客様とお客様の弟の2人のみの状態でした。しかし、どうやら過去に確執があったようで、弟との間ではまったく連絡が取れない状況が続き、とうとう父の葬儀にも弟は姿を見せなかったようです。亡くなった父の遺産としては自宅の不動産と預金がありましたが、どちらも遺産分割の手続きを行わなければ名義変更や解約ができない状態にありました。遺産分割の手続きを進めようにも、弟とは連絡が取れず、どうすればいいのか途方に暮れていました。
【相談後の対応】
ご依頼後、相手方となる弟の所在を調査した結果、現在の住所が分かりましたので、その住所に宛てて遺産分割のご案内の通知を送りました。その後、通知書は無事に届いたようですが、相手方からは中々連絡が来ませんでした。それからもしばらく待っていたところ、相手方からやっと返事が返ってきました。相手方からは、遺産分割の手続きには協力するが、法定相続分に従った金銭の取得を希望するとの意向が伝えられました。その後お客様とも協議した上で、相手方と交渉となり、最終的にはお互いが納得した内容での遺産分割協議を成立させることに成功しました。また、併せて、不動産の名義変更や銀行口座の解約に必要な書類の手配を行いましたので、無事に各種手続きを完了させることができました。
【コメント】
当事者同士だけでは、感情のもつれから連絡が取れない場合なども往々にしてあり得るところです。そのような場合には、弁護士が介入することで話が前進することが期待できるかと思います。また、預金解約の手続きにあたっては、銀行ごとに必要な書類が異なっていたりするため、そういった書類の準備や手配にも気を付ける必要があります。