誹謗中傷の示談後についてです

インターネットでの誹謗中傷を受け、その件に関して相手と示談をすることになりました。
示談成立後、相手が同時期に他の媒体で誹謗中傷を行っていたことがわかった場合どうなるのでしょうか。誹謗中傷に関しての謝罪と示談が成立していれば、他の媒体での件も示談成立ということになりますか?

示談書に、示談対象を特定して、本件に関して示談する、
とすれば、別件は、示談から外れます。
別件も入れるなら、それでもいいですよ。

SNS、などの広義な書き方ではなくサービス名を示談書に明記するということでしょうか?

そうです。
具体的なことを書くと何について示談したかが
わかります。
これで終わります。

示談の内容によります。

例えば、双方が
「媒体を問わず一連の誹謗中傷について」示談を合意したのなら入ります。

これに対して、「媒体Aについては示談するが、媒体Bについては改めて争う」というのであれば入りません。

ただ、通常はこれで両者間の争いは終わると思って示談するので、
何か他の媒体が気になるのであれば、それも含めて話をしたほうが良いと思います。

ありがとうございます。
別件で示談が済んでいる場合それが慰謝料の額などに影響することはありますか?

前の示談の内容にもよりますが、仮に別件の示談で一定の慰謝料が支払われていた場合、

①前に払っているのだからそれを考慮してほしい、との主張がある可能性や、
②仮に裁判をした場合、すでになされた示談を考慮して本件について判断する可能性がある、

という意味で影響があり得ます。
示談書を持って相談に行かれたほうが、いいかもしれません。

ご丁寧にありがとうございました。