調査報告書の改竄について
私は大阪で既存建築物の建築基準法への適合調査業務を行なっている会社に勤務しております。
依頼者が所有する建物の建築基準法に関する法律調査を実施し、その報告書を私の資格である【建築基準適合判定資格者】として整理し、納品できる状態にしているのですが、社のトップ及び社内の一部の者が勝手に内容を書き換えて依頼者へ納品していることを知ってしまいました。
報告書の文章表現程度であるならばまだしも、法適合の調査結果自体を変更されてしまっており、それはもはや私の調査結果を記したものではない内容になっています。
具体的には私及び当日調査に同行した職員と現地調査の結果、根拠を示して【法に不適合である】と判定したものが【不明】と書き換えられていました。
調査を受け持った者として、依頼者への報告にも立ち合わせてもらえず、預かり知らぬところで納品されている・・・このようなことが私の報告書にだけ日常的に行われている状況です。
今受け持っている調査を最後に退職をしようと決めているのですが、改竄された報告書は私が調査を行った者として依頼者に納品されています。
当然依頼者は不適合とされた部分は是正をしていくのですが、不明とされた部分については特段の行政指導でも無い限り手を加えることはありません。
調査目的は売買にあたり違反建築物では無いかをチェックする目的で依頼されてくることが多いため、判定結果が価格に跳ね返っているものと推測できるのですが、その判定内容に関して何かしらのトラブルが生じた場合、平気で辞めた人間の責任にしそうな社だけに放置しておいて良いものか悩んでおります。
これからの報告書を会社名で出せば良いだけのことかもしれませんが、既に世に出てしまっているものの軌道修正をすることはもはや無理でどのように向き合えば良いかをご助言いただけると助かります。
どのような理由で改ざんしてるんでしょうかね。
あなたの判断と会社の判断が異なる理由はなんなんでしょうかね。
露見した時に、あなたが被る不利益はどんなものが予想されます
かね。
改ざんの事実が証明できれば、責任は会社でとどまる可能性もあ
りますね。
ありがとうございます。
改竄の理由はただ依頼者に対して不利益な事を示したくないという点で、露見したときには、調査を行った建築物を購入される等をされた方から違反建築物なら買わなかった!判定ミスなのだから是正工事にに要する費用を請求する!といった感じの問題が想定されます。
ただ、ご教授いただいたように、改竄の事実を示せるように改ざん前後のファイルデータを保存しておきます。