ブログで公開した画像がアート作品などの背景に勝手に使われているので相手を訴えたい
画像の無断転載を発見する「CopyTrack」(https://www.copytrack.com/ja/)というWebサービスで、
自分のブログにアップロードしたオリジナルの画像が、複数の人により、
アート作品やイラスト(有料)、大学研究室の作品の背景(一部ではなく、かなりな部分を占有)などに
勝手に利用されているのが判明しました。
本人のWebサイトで画像を掲示しているものもあれば、
研究室の作品発表のブログとして見つけたり
また、ギャラリー紹介のHPから、ギャラリーで展示されているのが見つかったものもあります。
オリジナルの画像(かなり複雑な光景の画像)と無断使用した画像は、
どれも画像ソフトで、2点を半透明にしてレイヤーで重ねると完全に一致しています。
客観的に同定できる状態です。
無断使用した相手の特定もできています。
こうした場合、弁護士先生に依頼し、著作権侵害として相手を訴えることは可能でしょうか。
また、謝罪以外に要求できるもの(慰謝料とか? 弁護士費用なども?)は何でしょうか。
※相談分野は、インターネットというよりも著作権問題です
著作権侵害があれば、侵害したことによる損害や、慰謝料(人格権侵害の場合)、弁護士費用の請求も
可能です。
なお、実際の著作物をもって、弁護士と面談された方が良いと思います。
文章だけで著作権侵害の話をするのはなかなか難しく、回答も
あいまいなものになってしまいます。
ご回答ありがとうございます。
「損害」というのは、著作権侵害によりこれだけの損害が算定できると
明示できないと難しいのでしょうか。
いまひとつ弁護士事務所に相談しに行きづらいところです。
研究室の作品に盗作された場合は、実質的に損害が出ているとはいいにくいものの
アーティストが作品に使っていたり、イラストを販売しているところは
実質的な損害として計算できそうです。
慰謝料は、こちらが精神的にショックを受けたといえば
なにか証明するようなことは不要でしょうか。
(精神疾患でなんらかの診断書をもらうとか)
おっしゃるとおり、実物をお見せしての方がいいようですね。
損害賠償の際、損害額は明示しなければなりません。
計算のための推定規定が著作権法にありますが、それでも簡単に計算したり立証できるわけではなく、弁護士に計算してもらった方が良いと思います。
また、著作者人格権侵害であれば、慰謝料という形で損害を請求することは可能です。特に精神疾患になる必要はありません。
具体的な損害額はの計算は、素人には無理そうですね。
とても参考になりました。
ありがとうございます。
いろいろと準備していきたいと思います。