祖父による地代の横領

祖父と兄弟で所有している土地にビルが建っており、そこから地代が支払われています。
地代はまとめて祖父の口座に振り込まれ、そこから兄弟に分けられるようになっていたのですが、
今年になって祖父が兄弟の地代も含めて地代全てを自分の個人的な借金の返済に充てると言いだしました。
祖父の借金が終わるまで我々兄弟には一切地代を渡さないということです。
こちらは地代が入ることを見込んで組んでいるローンもあり突然そのようなことをされると資金繰りに困ってしまいます。
自分の地代を以前のように受け取れるようにするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

簡便な方法として、まず考えられることは、ビルの所有者(又は管理会社)に事情を説明して、自己の持分割合に相当する地代分については祖父の口座ではなく、直接、自己の口座に振り込んで貰うよう交渉してみることです。
借地契約の当事者として認識されていないなどの事情で、そもそもそのような交渉が不可能な場合は、弁護士に依頼して祖父との交渉や法的措置を検討するしかないと思います。

当方の生半可な知識で直系血族に法的な措置はとれないものと勘違いしておりましたが、まだ打つ手があると知りひとまずほっとしております。
ビルの管理会社に話をするのは難しいと思われますので、兄弟で弁護士の先生にご相談させていただくことにしました。
迅速なご回答に感謝いたします。
ありがとうございました。

祖父は土地の持ち分をどれくらい持っているのでしょうか。
祖父以外の方が合計で過半数の持ち分を持っているのであれば
共有物の管理方法として
賃料の受領を祖父の口座でなく、他の誰かの口座とすることが
できます。

祖父が他の方の取り分を渡さないのであれば他の人は祖父に自分の分を
請求することが可能です。
判決を取り、地代を差し押さえることや土地の祖父の持ち分を差し押さえることが
できます。
弁護士に面談で相談された方がよいかもしれません。

土地の持分は祖父が最も多く半分以上を所有しています。
祖父が強く出るのもこの持分の多さによるものかもしれません。

これまで血族である祖父に対しては何もできないと半ば諦めておりましたが、
地代の請求や差し押さえもできると知り大変安心いたしました。
素人では手に負えませんので弁護士の先生に面談にてご相談させていただこうと思います。
ありがとうございました。