強制わいせつ罪のじだんについて。
会社のお客様にわいせつな行為をされました。
わたしの担当するものに契約をしてくれたお客様です。
外国籍の人なのですが、契約後も何度か事務所へきていて(コンビニ行こうとか銀行いこうとかあまり仕事とは関係のない内容です)
ある日、仕事終わりに駅に向かっていると待ち伏せされておりそのまま公園に案内して欲しいと言われ、路上で胸を触られたりしその後無理矢理腕を組まれ公園へ連れて行かれました。
公園では、膝の上に私を乗せて強く後ろから抱きつかれそのまま胸を鷲掴みにされキスをされました。
逃げようにも強く抱きつかれているので逃げられず、終わった時にはごめんなさいごめんなさいと連呼していました。
後日被害届けを出したのですが、相手の弁護士より連絡があり示談の交渉をされました。
金額は提示されていません。
警察官には、起訴か不起訴か結果出るまで示談交渉に応じないほうがいいと言われました。
そこで質問です。
・このような場合、示談金は相場いくらでしょうか?
・示談にしなかった場合には、起訴でも不起訴でもお金の支払いはあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
私見ですが、2~30万円から100万円の間の金額ではないかと思います。
相手に刑事処罰を受けさせることに絶対的な拘りがないのであれば、少しでも多い金額で示談に応じさせるよう交渉するのも選択肢の1つではないかと思います。
被害弁償がなされる保証はなく、仮に不起訴になった後は、提示される示談金が低額になったり、そもそも提示がなされなかったりするおそれも生じ得ますので、早めに弁護士に示談交渉の依頼を検討されてもよいと思います。
はじめまして。
ご相談内容を拝見しました。
・このような場合、示談金は相場いくらでしょうか?
経験則で言うと、100万円以下でまとまっているケースが多いかと思います。
もちろん、相手方の資力やどれだけ速やかに示談を成立させたいと考えているかなどの事情にも左右されます。
まずは、相手方からの金額提示を待ちましょう。
・示談にしなかった場合には、起訴でも不起訴でもお金の支払いはあるのでしょうか?
不起訴の場合でも民事上損害賠償請求は可能ですが、被疑者としては起訴を免れることが最大の目的となるため、不起訴が確定した後は、是が非でも話をまとめようという動機が低くなります。結果、こちらの交渉力は落ちざるを得ないため、起訴不起訴が確定するまえに話をまとめることが交渉をスムーズに進めるという観点からは重要になるでしょう。
なお、起訴を強く求めるというご意向ならば、起訴後に示談に応じるという選択もあります。起訴後でも、量刑上有利になるために示談は有効な弁護活動となるため、話をまとめようとする動機はまだ残るかと思います。