相手方弁護士の回答遅延の理由と訴訟提起の必要性について

一昨年亡くなった親族について6年前に入院した際、入院していた病院の担当医師が重大な疾患を見落としていたため適切な医療を受ける機会を失ってしまったことが原因と考えられたため、事実関係の確認を含めた医療調査を進め、担当医師の過失を基礎付ける事実について事実確認を求める文書を1ヶ月前に病院側の弁護士宛てに提出しました。その後、病院側の弁護士からは、親族の療養に関わっていたその他の医療機関の診療録の提出を求めてきましたが、当方が提出した質問書に対する回答が依然として届いていません。当方は、相手方弁護士の依頼に応じて親族の療養に関わっていたその他の医療機関の診療録の提出には応じております。また当方では、親族が入院していた病院に対して質問書を提出する前に親族の療養に関わっていた医療機関に対して事実確認を行い、その他の医療機関の診断内容に問題はなかったことを確認しております。
相手方弁護士が回答を遅らせている理由はどこにあると考えられますか。やはり訴訟提起をせざるを得ないのでしょうか。

当該弁護士がどのような状況かは分かりませんが、単に、診療録が届いて数週間程度では回答の準備途中ということも考えられます。
医学的な書面を弁護士が記載するとなれば、医師等に診療録を見てもらったり、医学的な点を聴取したりして確認の上、その後法的問題点を踏まえて書面を記載するという手順を取るでしょうから、それなりに時間が必要です。