著作権侵害をしてしまい先方と話し合い中です。この先のことで不安があります。

法人で幼児教室を運営しています。
5年前から毎年、講習料を支払ってもらって「夏の講習」を行っています。

その夏の講習で使う教材の一部は、市販の問題集からコピーし作成していました。
作成したのは当社のスタッフで、コピー禁止を知っていてコピーしていました。

先日、その販売元の社長から「著作権侵害」の連絡が入り、その翌日、当社に社長が一人で来店され話し合いを持ちました。

著作権を侵害していることを謝罪し、先方の社長から「そちらの誠意を書面で送って下さい。」と言われその日は帰られました。

そこで、謝罪文と合わせ、賠償金として、当社が夏の講習で得た5年分の売上金額をすべて提示た書面を作り発送しました。
・講習に参加した延べ人数:30名
・売上金額:50万円(=賠償金として)

そして本日、先方の社長から連絡が入り「この金額が妥当かどうか再度資料を提出してほしい」と言われました。

内容は以下の通りです。
・コピーに使用した教材
・コピーした箇所
・コピー枚数

今、その資料を作成している最中です。

-------------------

そこで、不安に思っていることがあります。

恐らく先方は、「コピー1枚」で「その教材が1冊売れていたはず」という損失の計算をして、当社が提示した金額と妥当性を見ようとしているかと思われます。(素人の考えですが。)

単純計算して、「コピー1枚」=「1冊」で計算されると、「300万円」は優に超えてしまう計算になりそうです。

しかし、5年前の教材作りでコピーに使った教材は5冊で、コピーした箇所は合計40箇所ほどとなります。それを他のオリジナル教材と合わせて「夏の講習」の教材としていました。

なので、夏の講習に参加した「生徒1名」でみると、その出版会社の教材を購入するであろう最大の冊数は「5冊」になります。

となると、5冊合計「12,000円」(一人の生徒)×5年分の延べ人数「30名」で、「36万円」という、先方の教材が売れていたであろう売上金額が見込めます。

これから、コピー枚数の資料を作り発送して、先方の「妥当性があるか」の回答を待つことになります。

そもそもこれは示談交渉をしているのか、最終的にどんな和解があり得るのか、とても不安です。

先方には顧問弁護士さんがいるという話しでしたが、この先に予想されることはどのようなことが考えられますか。

示談交渉をしていることになります。先方は示談金として支払いを求める妥当な賠償額について検討・算定しているところだと思います。
今後は、先方に支払う賠償金額や今後同様の行為に及ばない誓約や違反したときの違約金などを定めた示談書(相手方の方で作成すると思います。)への調印と、賠償金の支払いを求められることになると思います。
余りに高い賠償額の提示を受けるなどした場合は、弁護士への相談や代理交渉の依頼をご検討されてもよいかもしれません。

ご回答いただき、本当にありがとうございました。
資料を作成し先方に発送するところです。