葬儀のために購入したお花を、花屋が再利用するため?に持って帰ってしまいました

親戚の葬式がありました

故人のためにたくさんの方々が花を注文してくれ、会場に運ばれました。
小さな町なので、ほとんどの皆さんは近くに一件だけある花屋に注文したようです。

葬儀場の社員も「故人は芸能人なのか」と驚くほどの豪華な花に囲まれました。

こちらの地域では、葬儀で飾られた花を持ち帰って故人の家を飾ったり、来ていただいた方々に持って帰ってもらったりする風習があります。

さあ、みなさん持って帰って下さい!となったとき…
その大量のお花が、別室で会食をしている間に忽然と消えていました。
全体のたった20分の1ほどの量の安価な菊などの花だけが「ご自由にお持ち帰り下さい」という札とともに、新聞紙に包まれて置かれていました。

参列者は皆、唖然。

「貸出しのスタンドはお返しする」、「傷んだ花は引き取る」と注文時に確認しましたが、まさか購入した大量の花まで店に持ち帰られるとは聞いておりませんでしたので、誰もが驚きました。

購入したものを勝手に店に持って帰るなんて窃盗と同じではないか?と我々は思うのですが…

花屋は「贈られた人は故人だから窃盗にはならない。スタンドを返せとは傷んだ花も引き取るという意味だ」との一点張り。

数時間で傷むような花はありませんし、一体何を言ってるのか?というかんじです。

本当に窃盗にはあたらないのでしょうか?

ちなみに遠方からの出席者には他の花屋さんに注文した方もおられましたが、そちらも撤去されました。

それは窃盗です。
喪主に所有権があります。
処分権もあります。
刑事と民事で損害賠償可能でしょう。

内藤先生、ご回答いただきましてありがとうございました。
所有権は購入者ではなく喪主なのですね。

故人は伴侶に先立たれてから一人暮らしで子供もいなかったため、喪主をつとめた故人の妹さんが花で楽しく送ってあげられると喜んでいました。
妹さんも難病で自由がきかないため、今回のことは何もできず、ただ皆さんに申し訳ないと落ち込んでおりました。
これから喪主である妹さんとも話し合っていきたいと思います。