身内借金問題、債権回収
叔母の借金問題の事で相談です。
叔母は精神的障害者で、障害者年金の収入しかありません。家族は妹2人で、一人は身体障害者、一人は居場所不明です。
とある債権回収業者(弁護士事務所)から手紙が来ました。叔母には対応出来ない難しい為に姪である自分が連絡対応してしまいました。一件で約235万円です。毎月少額支払い約束をして払っていたのですが、滞り払えなくなり、今また違う債権回収業者(弁護士事務所)から手紙が来ました。そこにも自分が対応してしまった。そこの条件がとっても難しいものでした。その後、最終通知書と書かれた手紙が来ました。どうすればいいのでしょうか?不安で仕方ありません。叔母は一切債権回収業者と話しをしていません。全て自分が対応してしまいました。
もし最終返済日から5年が経過しており、その間に訴訟など裁判所を通した手続きがなかった場合、時効にかかっていた可能性がありました。
あなたの一部返済により、時効の起算点がリセットされてしまった可能性(法律用語で「承認」といいます)もありますが、なお時効の主張ができる可能性もあります。
それを踏まえ今後の対応ですが、(1)できれば弁護士を通じて時効の主張をしてもらう、(2)叔母の自己破産、(3)訴訟でも何でも来いとの開き直り、おおまかにこの3つが考えられます。
もし叔母さんに差し押さえられては困る高額の資産があるようでしたら、破産や訴訟を回避するための努力が必要です。(衣類、布団、中古家電品など価値のない物は差し押さえを受けません)
他方で、もし訴えられてもたいした財産がないので怖くないのであれば、開き直って放置してしまうのも一つのテです。もし叔母さんの精神障害の程度が重く金銭管理の能力がない場合には、その旨を債権者に通知して、訴訟をするには代理人が必要だぞ(手間がかかる)と分からせれば手を引くこともあるでしょう。
いずれにせよ、お近くの弁護士にご相談ください。
自己破産以外に債権整理は難しいでしょうか?
交渉により、利息・遅延損害金をカットしてもらい、3年ないし5年の分割で支払う方法もあります(任意整理)。
しかし叔母とはいえ、他人のために分割で返済するよりはご自身のためにお金を遣う方がよろしいのではないでしょうか。
相手はプロであり、一定の割合でお金を返せない人が出てくることは当然織り込み済みで利益を上げています。そこまで債権者に義理立てする理由もないのでは。
育てて貰った恩があり、叔母も頼る人が自分しかいない為に、何とかしたい思いがあります。最初の時点で何もしなければこんな事にならなかったのですが…。何の知識もなく、連絡しなきゃいけないと思いしてしまいました。自分がしてしまった事は罪になるのでしょうか?