良い弁護士の先生とは?

よく「良い弁護士をつける」という表現があります。でも、どの弁護士さんもHPでは弁護費用は大差ありませんし、レストランのような「口コミ」なんてネットに書かれていません。「良い弁護士」って一体どのようなことを意味しているのでしょうか?いまある案件を弁護士の先生に依頼しているのですが、眠れないくらいとても不安です。弁護士の先生を信頼して、全てをお任せしたいと思っていますが、相手はどんな(良い)弁護士をつけてくるのだろうと不安です。正直、弁護士の先生によって、裁判の結果がそんなに変わってくるものなのでしょうか?

どのような弁護士がついても裁判の結果が大きく変わることはありません。
弁護士がどのような立派な主張をしても、裁判所は証拠の裏付けとなる証拠が十分でなければその主張を採用することはないからです。
「良い弁護士」というのは、結局、弁護費用が安いかどうかということでもなければ、裁判所から自分に有利な判決を引き出してもらえるかどうかということでもなく、結局はあなたにとって、話しやすい弁護士なのか、相談しやすい弁護士なのか、案件に関してあなたに対してシンパシーを感じてもらえているのか等、一言で言えば相性のよい弁護士のことなのです。
ですから、他の誰かにとっては「良い弁護士」でも、あなたにとっては「良い弁護士」ではないということもあり得ますし、あなたにとっては「良い弁護士」でも他の人にとってはよくない弁護士であることもあるわけです。

依田先生、とても分かりやすく、的確なアドバイスありがとうございます。本当に安心しました。依田先生のような弁護士さんだととても安心できます。いま依頼している先生もとても親身になっていただけているので、信頼してお任せしたいと思います。ありがとうございます。