ボランティアに起因する病気について

私は現在46歳の男です。
私の家は某宗教の教会で、小さい頃から私は跡を継いで、教会長になるよう期待されていました。そのため、父親が80歳になった平成29年5月に家業を継ごうと仕事を辞めました。
その年の7/21に父親(教会長)から風邪をうつされて
軽いぜんそくになりました。
喘息は子供のときから持っていましたが、それ程ひどいものではありませんでした。
風邪の状況で、体調は悪かったのですが、前々から隣の町の教会の教会長から頼まれていた宗教のボランティアに行きました。炎天下でテントの解体作業などのボランティアをして、熱中症で倒れ、喘息が悪化。ボランティア(実際にボランティアをしたのは一日のみ)途中で病院に行き,
診断書をもらって、帰宅したが、それから
慢性副鼻腔炎、
後鼻漏、心因性喘息、うつ病が治らず、未だに病院に通っています。昨年3月に少し容体が良くなったので(病院には通っていた。)、昨年3月からアルバイトを今年の9月までしましたが、今年の9月1日に再度、喘息の容態が悪化し、離職。今は傷病手当を請求中です。このような場合、例えば薬代や、慰謝料などを宗教本部に請求することは可能でしょうか?

あなたの疾病については、宗教本部(や現場責任者)の故意または過失によって生じた損害とは言い難いことから、損害賠償を請求することはできないと考えられます。
これがボランティア作業中の怪我であれば作業との因果関係が分かりやすいのですが、副鼻腔炎などの病気だと、作業に起因したものかどうか、因果関係が明確ではありません。