栃木にいる人物が、東京の弁護士へ裁判の相談にいくのは普通ですか?

栃木にいる人物が普通、東京にいる弁護士に会いに行って裁判の話をしますか?
普通はその県にいる弁護士に頼みませんか?

遠方の依頼者は時々いらっしゃいますね。
紹介が多いですが。
いまは1回お会いすれば、メールやファックス、電話で
連絡が図れるので、さほどの不自由はないですね。
地元の弁護士を避けたい方もいらっしゃいますね。
だからあり得ると思いますね。

あり得ないことではない,というか,それほど稀なことではないと思います。
たとえば当職は東京の弁護士ですが,現在,北は札幌から南は九州までの案件をお引き受けしています。

出張ともなれば日当や交通費が掛かりますから,クライアントにとっては出費が増えます。
しかし,多少の出費増加を補って余りあるご信頼を頂いているのだと思っています。
内藤先生もご回答のとおり,打合せはメールや電話,スカイプを用いて行うことも可能ですし,
裁判への出席も,電話会議システムを利用して行うことができることが大半ですから,
業務への支障はそれほど大きくありません(もちろん近隣であるに越したことはありません。)。

栃木と東京であればさほど遠距離ではありませんし,それほどおかしなことではないと思います。

そもそも,東京にいる弁護士に相談しているかどうかは,その弁護士が代理人になった時点で分かりますから(弁護士の所属する法律事務所は調べれば分かります。),あまり重要な問題ではないように思います。