店のお金を着服してしまい民事訴訟となった場合の対応について
風俗店に勤務していたのですが、コース料金とは別にお客様につけて頂いたオプション代をお店に連絡せず自分のお給料として抜いてしまいました。その事がお店にバレてしまい民事訴訟になるかもしれません。お店の方には着服分ご返金するとお伝えはしていますが、この場合どうすれば良いでしょうか？
もし、店との間で、着服した金額に争いがないのであれば、その金額を店に弁償して、店との間で示談書を作成・締結するのが望ましいと言えます。民事訴訟にならないように、店にそのような希望を伝えればよいと思います。
店との間で、着服した金額や違約金等において、その金額に争いがある場合は、まず、弁償額について店との話し合いになると思いますが、話し合いで金額に折り合いがつくのであれば、同様に示談書を交わせばよいと思います。
金額に折り合いがつかない場合や着服額が多い場合（例えば、総額で１００万円を超えるなど）は、弁護士を通じた支払請求を受けたり、民事訴訟を提起されるおそれもあり得ますが、その段階で弁護士に相談・依頼をしてもよいでしょう。
もし、提訴された場合には、裁判所で、着服した金額が幾らなのかを説明して、その金額を支払う（一括が無理なら分割で）意思があることを伝え、店と和解することになると思います。