毒親に対する法的措置(会社に電話、金銭問題)
毒親(会社に電話、金銭問題)
【毒親に対する法的措置】
私の母親は執着型の毒親です。
数年前からありましたが、仕事に影響するようになってきてしまったため、法的に母の行動を抑制できないか、本当に悩んでいます。
① 何度言っても、会社に電話してくる母親
以下具体的事例
・私に電話を代わらず、他の社員に私の話をしたり、早く電話をかけなおすように他の社員に伝える
・勝手に課長の携帯番号を聞き出し、私の留守電やメッセージに「すぐにかけなおさないなら、課長に電話する」と何度も脅迫
・会社に来て部長に会って、私がいかにおかしい娘なのか、話に来ると言っている
・教えていないのに、なぜか給料を知っている
→今度会社に来たり、もしくは課長などに電話してきたら罰金、というようなケースはありえるのでしょうか。
② 小学生高学年~中学生のころに母のお金で買ってもらった楽器の支払い
幼少期から楽器をやっており、中学生のころに新しく母のお金で買いなおした楽器があります。(既に数年前に辞めています)
私が引っ越しをして自立する際には、私が持って行って自分で保管することになっていました。
また、辞めてからは全く弾いておらず、私には高価すぎるため、どちらにせよ売って、安い楽器と交換するなりするつもりだと、伝えてありました。
7月に売却しましたが、毒親案件で実家にいる時から別の楝に住んでおり、売却したことなどは話しませんでした。
たまたま知った母から、金を返せ、会社に行くと何度も脅迫の連絡があります。(先月から一人暮らし)
そもそも、楽器は習い事で親が子にプレゼントしたものですし、楽器が母のものだったという話はおかしく、私としては払わないつもりです。
勿論、返す約束をした文書もありませんが、私にあげたという文書もありません。
法的に見て、私はお金を返さないといけないのでしょうか。
また、日本の法律では縁を切ることはできないそうですが、今後代理人などを間に入れて、母と直接連絡を絶つことはできますか?
本当に悩んでいます。宜しくお願い致します。
楽器はあなたがいうように買ってもらったものですから、
購入代金を返す必要はありませんね。
母親との関係を正常化するために、一度、代理人から
書面を送ってもらうことも、いいかもしれませんね。
あなたではなく、母親が心理的なトラブルを抱えている
ようですね。
母親があなたの声を聞き入れない以上、第三者から説得してもらう方法が望ましいと考えます。
本件のように、法律上の権利義務ではとらえにくい要求については、弁護士会が主催するADR(裁判とは違う紛争解決制度)を利用されることが良いのではないでしょうか。第三者の弁護士が仲裁人として間に入り、双方の意見を聞いて、解決策を提案するものです。
(例)
東京弁護士会 https://www.toben.or.jp/bengoshi/adr/
第一東京弁護士会 http://www.ichiben.or.jp/soudan/adr/adr/
第二東京弁護士会 http://niben.jp/chusai/
(東弁、一弁、二弁と東京都には3つの弁護士会があります。それぞれに優劣、上下関係はありません)
なお、家庭裁判所の「親族間の紛争調整調停」という手段もありますが、こちらは開催が平日の日中に限られているのでお仕事のある方は利用しづらいかもしれません。