警察の対応について。
アダルト系の画像を投稿してる人は捕まらないのに1対1で画像を見せて注意される人がいるのはどうしてなのでしょうか?
公訴時効や前科がつく場合など詳しく教えてくれるとありがたいです。
悪用の可能性があるので公の場で詳しくは触れられませんが、大量に違法な画像を載せて利益を上げている人は、おそらく発信者の身元が特定されにくくする工夫をしているのでしょう。1対1の人は、発信者が特定されやすいSNSを利用している場合が多いのかもしれません。
警察が捜査して、事件が検察庁に送られますと(送検)、検察官が起訴するか否かの処分を決めます。
このとき、今回だけは許してやろう(起訴猶予)との処分であっても、警察には記録が残ります。ざっくり言うとこれが「前歴」というやつです。逆に、起訴されて有罪判決が出れば、これが「前科」ということになります。
公訴時効は、まず犯した罪に対する刑罰が最高でどのくらいかを調べ、それを刑事訴訟法250条に照らして確認します。
一例を挙げると、刑法175条のわいせつ物頒布罪であれば、最高で2年の懲役刑が科されますので、刑事訴訟法250条2項6号により公訴時効は3年です。
これもざっくり言うと、違法なわいせつ画像・動画を投稿して3年何もなければ、罪に問われないということですね。
ありがとうございます。
では前歴の場合は特に気にすることはないのですか?
また警察が捜査して見つかる可能性はどれくらいなのでしょうか?
前歴は非公開ですので、再犯でもしない限り不利益を被る場面はないでしょう。
警察の捜査ですが、これは警視庁や各道府県の警察の捜査能力ややる気次第のところがあり一概には言えません。ただし、児童ポルノに関してはマークが厳しいのは確かです。
ありがとうございます。
やはり運的なところもあるんですね
忙しい中ありがとうございました。