家族が新興宗教に洗脳されたらやめさせられますか?

家族の者が新興宗教に入ってしまって価値観、思想がいままでの本人とまったく別人のように変わってしまったり、いままで、参加していた行事や冠婚葬祭に宗教上の理由で加わらなくなったり本人の緊急を要する治療の場合に、宗教上の禁止行為がありそれを家族から医師に説明させる決まりや、交友も家族との交わりも制限をかけるような宗教は、法的に本人の宗教をやめさせられますか?

法的に本人の宗教をやめさせられますか?
→どの宗教を信仰するかは個人の自由ですので、ご本人が宗教を辞めたいというお気持ちがない限り、第三者が強制的に止めさせることは難しいでしょう。

会話や理解が日常的にかみ合わない、周りと亀裂が生じている場合もですか?

会話や理解が日常的にかみ合わない、周りと亀裂が生じている場合もですか?
→信仰の自由は憲法上も保障された権利ですので、周りと軋轢があったとしても、それでも宗教を優先させるかはご本人の自由になります。
残念ながらご本人が考えを変えない限り、法的な対応は困難ですので、周りの方が粘り強くお話をするしかないと思います。

宗教をやめさせることは出来なくても、緊急の際の医療制限を信者でない家族やみじかな者から禁止医療行為を医師に説明させる、宗教上で偶像崇拝にあたるからと火葬後の火葬場で処分してもらう、と言った第三者まで直接影響を受けかねない宗教の決まりごとの部分についてはどのようになりますか?

宗教上の決まりは、それを信仰していない第三者には関係がありませんので、信仰しているご本人はともかくそれ以外の第三者は宗教上の決まりに従う義務はありません。