全額相続してやり直したい。

3年前まで年商2億ほどの会社をしていました。その時に私の勘違いで散財をし、会社を潰しました。
またその当時、お金に相当困っており、親族や友人、様々なところから6000万ほど借金をし、銀行や国金、サラ金などを含め自己破産しましたが、内、兄弟3人含め友人3100万程は自己破産した後も少ないながら返済を続けてきました。
兄弟、両親だけで1500万ほど借り入れがあります。

そんな中、2ヶ月前に父親が亡くなり、遺産相続人として、父親の遺産は全て私に相続するという内容の書式が出てきました。

全然知らなかったのですが、父親の祖母から父親が引き継いだゴールドが50個ほど、総額4500万程になるそうです。

預金2800万程、実家の土地おそらく1500万程、生命保険積立1800万程
その他、車やバイクは100万もしないと思います。

その件で、母親はお父さんがお前に託すと書いたのだから、あなたが受け取りなさいと言いましたが、姉2人がダメだ。全て家族で分けると言い張ります。

私は今、返済もあり、肉体労働で過酷な金欠を日々過ごして参っていたところ、このような事があり、正直なところ、この相続で人生やり直したいと思っています。

親族や友人の借金返済は全てこの中から行い、事業をもう一度したい。

私が兄弟に話しても全く前に進まないので、腹を決めて弁護士さんへお願いしたいです。

どのような方法があるでしょうか?

よろしくお願いします。

どのような方法があるでしょうか?
→ご相談内容の相続させる旨の書式は、遺言書ということでしょうか。
遺言書については厳格な法定の要式が整っていないと無効ですので、まずあなたに相続させる旨の書式が遺言書として有効か確認する必要があります。
遺言書が有効な場合、遺言書のとおり不動産であれば登記の名義変更などの手続きをするところですが、他の相続人には最低限遺留分が保障されていますので、他の相続人が遺留分侵害額請求をした場合は、それに対応することになります。
一方で、遺言書が無効な場合、相続人間でどのように遺産を分けるか遺産分割協議をする必要があります。当事者間では協議が成立しない場合は、家庭裁判所で調停手続きにより遺産分割の協議をします。
さしあたり、遺言書の有効性が問題になるかと思いますので、遺言賞の有効性やその後の対応について、お近くの法律事務所でご相談されることをお勧めします。

まずは、遺言書を持って、弁護士に面談で相談されたらよいと思います。
弁護士は、このサイトに登録している弁護士に直接連絡するのでも
他にインターネットなどで検索して連絡してもよいと思います。

遺言書に従って全部を相続しますが、姉は遺留分を請求してくるでしょう。姉2人は、併せて遺産全体の1/6の遺留分がありますので、それについては、負担せざるを得ないでしょう。
弁護士を介して交渉した方がいいかも知れません。