正職員から暴言と傷害事件

今年7月19日職場の介護施設にて正職員から暴言を吐かれ突き飛ばされ傷害事件として警察に被害届けを提出しました。その後、一度施設側より聞き取り調査を受け、対策として防犯カメラの設置を検討との回答がありました。現在突き飛ばされた怪我により休職中ですが復職する意思はありますが、加害者はそのまま勤務されており不安感があるため、職場にパワハラの事実確認をし、再発防止に向けた措置をと要望したが警察介入してるのでできないと回答されました。その後、9月2日に施設側より休職期間最大60日、復職できないと自然退職との文面が郵送されてきました。
自然退職って何ですか?労働問題と刑事事件は別問題だと思うのですが?

労基には相談しましたが、労災は下りません。第三者行為による傷病の為とのこと。施設側は職場環境改善の意思がみられない。大きな法人なので、パワハラ等相談窓口がある筈、法人としての回答を求めるよう労基から言われたが、そのような窓口が見つかりません。

施設側の対応は、誤りです。
あなたが言うように、施設側には、職場環境を改善する義務がありますね。
現在治療のため、休職なので、治癒したら、診断書を添えて復職するといいでしょう。
労災申請してもいいと思いますね。
監督署に問い合わせるといいでしょう。

就業規則上に休職の規定があって,それに基づいて休職した場合,休職期間中に復職可能な程度まで治癒しなければ,自然退職になってしまいます(要するに,従業員という身分を失ってしまうということです)。これは「辞めさせる」ものである解雇とは違います。
ただ,労災による休職の場合にはこのような形で退職させることはできないため,まずは労災を勝ち取れるかどうかを検討すべきです(労基の回答の趣旨がやや不明ですが,もっぱら私怨にもとづく等の事情でない限り,労災申請を検討できる事案ではないでしょうか)。

また,労働事件と刑事事件は確かに別問題ではあり,刑事事件のほうで行為者から示談交渉などをされることはあるかもしれません。

兵庫県とのことですので,労働者側で労働事件をされている先生もおられるかと思います。
記載されている内容からは,労基,勤務先のいずれの対応にも疑問がありますが,ともあれ,早めのご相談をお勧めします。適正な着地を願っております。

ご相談を拝見するかぎり、会社のやり方は無茶だと感じます。

もしそのまま自然退職となってしまった場合の戦い方としては、
裁判 or 労働審判ですね。

ざっくり言うと「こんな自然退職は無効だ」と主張して、
・地位確認(従業員であることを認めなさい)
・賃金支払い
を求める戦い方になります。

裁判官が「自然退職は無効だ」と判断すれば、会社は大打撃を喰らいます。
ざっくりいうと、自然退職の日〜裁判終了の日までの給料を、あなたに払わなければなりません。

会社もそのあたりのことを分かってると思うので、
まずは交渉してみることをオススメします。

裁判になると1〜2年コースとなってしまい、お金もストレスも溜まるので、
裁判は最終手段かなと思います。