商取引の法的ルールを解さず、要求がエスカレートしていく相手への対応を教えてください。

 オンライン講座で文章添削を行っている者です。
 論述への感想を求められ、サービス内容についての詰め合わせもしない内に、一方的にサービスを購入されました。
 そして、購入後に添削というより文章校正に近いサービスを要求してきました。
 しかし、読んでみると支離滅裂な文章であった為、序盤のみ文章を校正し、後半はざっくりと読み取れた内容をまとめて主張の軸を示して見せ、他に付け加えるべき点を助言して納品しました。
 購入後のサービスと完全一致しなかったのは、申し訳ない思いもありました。従って、塾等でサービス不一致の賠償金として支払われる6%をはるかに超える金額を、予め割引させていただきました。

 その後、代金が支払われず、突如キャンセルの依頼を受けました。
 こちらから示した主張の軸が自分の主張と異なること、又、後から要求してきた文章校正が序盤しか成されていないことから契約違反であると、返金を求められています。
 しかし、主張に関し視点のズレが生まれたのは当人の文章に明瞭さが欠けたからであり、私の読解力不足を責めるのは甘えています。
 文章校正が不足しているとの訴えに関しても、当方としては通常通りの添削指導を行ったまでであり、一方的に購入された時点で購入者に選択責任が生まれていると捉えています。後から行われた要求にも沿うように努めさせていただきましたが、これは捕捉サービスにあたるとの理解です。
 まるで「読み終わった本に納得いかなかったから返金を求める」事例に似て見えますが、店舗を守る観点からクーリングオフ対象外になっている筈です。

 購入者からの返金要求や侮辱は凄まじく、ワクチン接種後に休日をもらうと予め伝えてあっても、構わず何通もメールを送りつけてきます。
 あろうことか新たなサービスを購入するかたちで、元の代金を上回る違約金まで求めてくるのです。それも、翌日までに支払えと無理を言い、提案を拒否すると「また約束を守りましたね。増額します」といったメールが続いて届きます。
 新たなサービス購入の乱用については、プラットフォームの指示に従い、メールをブロックして防ぎました。プラットフォームには介入も願い出ましたが、同情はしてくれるものの当事者解決を求める一点張りで、購入者の暴言はエスカレートする一方です。
 
 法的根拠を示しても解さず、料金返納ばかりか違約金までせしめられると思い込んでいる相手に、どのように対処したらよいのか、ご教示賜りたく存じます。
 それとも、私の解釈が誤っているのでしょうか?
 プラットフォームの不介入が適正であるかも、お窺い致します。 

購入後のサービスは、義務の履行ではなく、サービスなのでしょうね。
購入外のサービスですね。
通常の、添削指導業務は、なされたようですね。
あなたのほうが、理屈は通っているようですね。
ひとつのクレーマですから、毅然と、突き放すしかないでしょう。
今後、一切、返答しないでいいでしょう。

内藤先生、胸の空くお答えをありがとうございます。

やりとりしても平行線に終わるばかりなので、返答したくないのは山々なのですが、プラットホームのシステム上、相手の同意を取りつけなければ購入者から支払われない仕組みになっています。

プラットホームに、以前断られた代行徴収を再度頼むことは可能でしょうか?
再度断られた場合、理不尽な購入者に不本意ながら詫びて、幕引きを図った方が賢明でしょうか?

仕組みがわからないですね。
賢明さを選ぶのは奥の手ですが、悪くないですよ。
わがままな客にはそれがいいかもしれませんね。

奥の手にやはり釈然とはしないものの、それも視野に入れて交渉に臨みたいと思います。
親身になって教えて下さり、誠にありがとうございました。
力が湧いてきました。